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宝石の国キャラクター宝石の種類・名前・設定まとめ

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『宝石の国』は市川春子さんが原作のSF・ファンタジー漫画。講談社の月刊アフタヌーン誌で2012年12月号から連載がスタートし、現在も継続中の作品です。2017年にはアニメ化され、10月から12月までの間に全12話が放送されました。

以下では、『宝石の国』に登場するさまざまな宝石の種類とともにキャラクターの名前・設定について紹介します。

 

宝石の国キャラクター宝石の種類・名前・設定まとめ

 

フォスフォフィライト(燐葉石)

フォスフォフィライト(Fosu)は、SF・ファンタジー漫画『宝石の国』の主人公で、モチーフは燐葉石です。

彼の硬度は3半で脆く、靭性も低いとされています。フォスフォフィライトは活発で好奇心旺盛な性格ですが、不器用なために仕事に就けず、長らく金剛先生からの仕事を待っていました。しかし、後に博物誌の仕事を始め、さまざまな環境の変化や戦闘で身体を補完し、戦闘力を高めていきます。

フォスフォフィライトは宝石と月人の状況に疑問を抱き、大きな行動に出ることになります。

 

シンシャ(辰砂)

シンシャ(Shinsha)は辰砂をモチーフとし、硬度は2で脆いです。彼女は毒液を放出できるため、戦闘において優れた能力を持っていますが、その毒液は非常に強力で、触れた部位を切り捨てなければならないほどです。

自身の危険性に悩むシンシャは、宝石たちにとって危険な存在と感じています。

 

ダイヤモンド(同)

ダイヤモンド(Diamondo)は、ダイヤモンドをモチーフとし、硬度は10で、靭性が2級と優れた特性を持っています。

彼は見回りを担当し、ボルツが彼のパートナーです。ダイヤモンドは見た目通りに優しい性格を持っています。

 

ボルツ(カーボナード)

ボルツ(Borutu)はカーボナードをモチーフとし、硬度が10で靭性が特級の特性を持っています。

彼は見回りのパートナーであり、戦闘力が高く、冷静沈着で頭の回転が速い性格です。

 

モルガナイト(緑柱石)

モルガナイト(Moruga)は緑柱石をモチーフとし、硬度は7半です。

彼女は見回りのパートナーであり、明るくイタズラ好きな性格です。

 

ゴーシェナイト(緑柱石)

ゴーシェナイト(Go-she)も緑柱石をモチーフとし、硬度は7半です。

彼はモルガナイトと同様に見回りのパートナーで、イタズラ好きな性格を持っています。

ルチル(金紅石)

ルチル(Ruchiru)は金紅石をモチーフとし、硬度は6です。

彼は宝石たちの医療を担当し、傷ついた宝石たちのケアや欠損部位のメンテナンスを行っています。知識豊富で樹脂の管理も担当しています。

 

ジェード(翡翠)

ジェード(Jedo)は翡翠をモチーフとし、硬度は7です。

彼は宝石たちの中では2番目に頑強な性格をしており、真面目な性格で朝礼や会議の進行などをまとめる役割を果たしています。

 

ユークレース(同)

ユークレース(Yukuresu)はユークレースをモチーフとし、硬度は7半です。

彼は物事を俯瞰的に見ることが得意で、見回りの計画や書記の仕事に従事しています。

 

レッドベリル(緑柱石)

レッドベリル(Redberiru)は緑柱石をモチーフとし、硬度は7半です。

彼女は宝石たちの服や生地の作成を担当し、繊細な身体に合った服を作るなどの能力を持っています。

 

アメシスト(同)

アメシスト(Amesisuto)はアメシストをモチーフとし、硬度は7です。

彼女は双子の宝石で、双晶の一部が隠れています。

 

ベニトアイト(ベニト石)

ベニトアイト(Beni)はベニト石をモチーフとし、硬度は6半です。

彼は普通の存在として自己評価し、コンプレックスを抱えています。

 

ネプチュナイト(海王石)

ネプチュナイト(Benito)は海王石をモチーフとし、硬度は5半です。

彼はベニトアイトと見回りを担当し、キツイ性格で言葉遣いもキツめです。

 

ジルコン(同)

ジルコン(Jirukon)はジルコンをモチーフとし、硬度は7半です。

彼はルビーやサファイアなどとパートナーを組み、真面目で気を使う性格を持っています。

 

オブシディアン(黒曜石)

オブシディアン(Obushidhian)は黒曜石をモチーフとし、硬度は5です。彼は宝石たちの武器工房職を担当しています。

 

イエローダイヤモンド(同)

イエローダイヤモンド(Yellowd)はイエローダイヤモンドをモチーフとし、硬度は10です。

彼女は見回りを担当し、さまざまなパートナーと組んでいましたが、そのすべてのパートナーが月人にさらわれてしまいました。

イエローダイヤモンドは年齢が3597歳で、多くの経験を積んできたため、大らかで気の利いた性格を持っていますが、同時に辛い経験も多く、繊細な一面もあります。

 

アレキサンドライト(紫翠玉)

アレキサンドライト(Areki)は紫翠玉をモチーフとし、硬度は8半です。

彼女は月人に関する情報を収集する仕事をしており、知識が豊富です。

 

ペリドット(カンラン石)

ペリドット(Peridoto)はカンラン石の一種で、硬度は6半です。

彼女は紙制作の仕事に就いており、落ち着いた性格を持っています。

 

スフェン(チタン石)

スフェン(Sufen)はチタン石をモチーフとし、硬度は5です。

工芸意匠の職に就いています。

 

ウォーターメロントルマリン(トルマリン)

ウォーターメロントルマリン(Water)はトルマリンの一種で、硬度は7です。

彼女はちょっとぬけた性格で、マイペースな性格を持っています。

 

ヘミモルファイト(異極鉱)

ヘミモルファイト(Hemimoru)は異極鉱をモチーフとし、硬度は5です。

ウォーターメロントルマリンと見回りを担当し、真面目な性格です。

 

アンタークチサイト(南極石)

アンタークチサイト(Antaku)は南極石をモチーフとし、硬度は3です。

彼は寒冷な環境で頑強になり、冬眠せずに月人の襲撃に備えて見張りをしています。

 

パパラチア(パパラチアサファイア)

パパラチア(Paparachia)はパパラチアサファイアをモチーフとし、硬度は9で靭性も準一級です。

彼女は元々はボルツに次いで強かった宝石ですが、身体の性質上、他の鉱石で身体を補完する必要がある特殊な存在です。

 

ゴーストクォーツ(ファントムクォーツ)

ゴーストクォーツ(Go-suto)はファントムクォーツをモチーフとし、硬度は7です。

宝石たちの図書管理と療養所の職に就いています。

 

カンゴーム(黒水晶)

カンゴーム(Kango-mu)は黒水晶をモチーフとし、ゴーストクォーツの中にいる宝石です。

言葉遣いは粗いですが、気がしっかりしており、物事を冷静に見ることができます。

 

ヘリオドール(黄色の緑柱石)

ヘリオドール(Heio)は黄色系の緑柱石のヘリオドールをモチーフとしています。

最初のエピソードから月人にさらわれ、武器化されたと考えられています。

 

ラピスラズリ(瑠璃)

ラピスラズリ(Rapisu)は瑠璃をモチーフとし、硬度は5です。彼女は以前に図書管理の職に就いており、知的好奇心旺盛で頭脳明晰な性格をしています。

 

金剛先生

金剛先生(Kongo)は宝石たちのまとめ役で、硬度については明らかになっていませんが、非常に硬いと言われています。

宝石たちの中で最も戦闘力が高く、月人の群衆を退けるほどの力を持っています。物語が進むと宝石たちに重要な告白をします。

 

宝石の国キャラクター設定について

宝石たちは、人型の生物であるものの、人間ではなく、非常に特殊な存在です。ここでは宝石たちの設定と特徴について紹介します。
 

 

宝石の特性とキャラクターの特徴が関連

まず、宝石たちはそれぞれの宝石に関連しており、フォスは燐葉石、シンシャは辰砂など、宝石に応じたキャラクターが存在します。

各キャラクターは、硬度や靭性などの特性が異なるため、壊れやすいものから非常に硬いものまでさまざまです。特にフォスは硬度が低いため、身体の損傷と修復を繰り返すことがよくあります。

 

硬度の設定と生死の判定

宝石たちは破損しても、破片が残っていれば再生が可能です。フォスのように欠損部分に他の鉱物を接合することで代替することもできます。

したがって、基本的には宝石たちは死ぬことはありません。最年少のフォスでさえ、登場時点で300歳以上の年齢です。

しかし、月人によって粉々にされて砂になってしまった宝石は、身体の欠片を集めることが非常に難しいため、再生することができません。このような場合は宝石にとって死と言えるでしょう。

代替のデメリットとして、代替した部分には元々の記憶がなくなることがあります。

一方、代替のメリットは、新しい鉱物の特性を利用できることです。主人公は代替を繰り返すことで、元々低かった身体能力を向上させています。

破片を集めて再生するか、代替するかは状況によります。糊を塗って接合し、仕上げに白粉をまぶすことで破損部分は処理されます。

 

宝石たちのエネルギー源は日光

宝石たちの活動時のエネルギー源は、人間のような食事ではなく日光です。これは、体内に存在する微小生物(インクルージョン)が光を栄養源とするためです。したがって、宝石たちは基本的には何も食べる必要がありません。

夜間は日光がないため、昼間と比べて活動量が減少します。季節や天候も日光の量に影響を与えるため、冬の季節の場合、冬眠する宝石もいます。

ただし、すべての宝石が冬眠するわけではなく、月人の襲撃の可能性があるため、一部の宝石は冬眠せずに起きています。

宝石たちは生物であるため、エネルギー源と休息が必要です。活動しすぎるとエネルギーが減少し、疲労を感じることがあります。

 

性別は存在しない

宝石たちは海中や月にも行くことがあるため、環境の変化に適応できる身体構造を持っています。一見、容姿は美しい女性に似ていますが、性別や生殖活動は存在しません。キャラクターごとに異なる呼び名を使うのは、性格によるものと考えられます。また、容姿が整っているのは、金剛先生が形を整えているからです。

 

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