人気漫画『カイジ』シリーズはアニメにとどまらず、実写化・映画化もされるほど人気を博したギャンブル作品です。
主人公カイジをはじめ、濃い登場人物ばかりですが、原作漫画では女キャラ・女性の登場人物がいないのも特徴的です。
なぜ女キャラがいないのか?また貴重な映画版での女性キャラ・ヒロインたちをまとめてみました。
【カイジ】女キャラがいないのはなぜ?作者が理由?
純粋なギャンブルストーリーに集中させたかったから
ギャンブル=お金を賭けた勝負になります。
この「お金を賭けた勝負」だけを研ぎ澄ました作品・ストーリーに仕上げるためにも、あえて女性を登場させなかった、排除したという説があります。
『カイジ』作者の福本信行先生の創作信念の一つに「ギャンブルの世界に女性は必要ない」というものがあるから。
確かに、ギャンブル・お金がらみとなると権力は必ず絡んできますが、ここに女性まで加わると色恋沙汰など恋愛要素が加わりやすくなります。良くも悪くもサイドストーリーが発生しやすい設定に。
あくまで「ギャンブルとお金」に一点集中させるためにも異性を描かない=女キャラは登場せずに男の世界として『カイジ』が成り立っているようです。
作者が女性を描くのが苦手という理由
ギャンブルに女性が絡むと純粋な金と勝負の世界観から遠のく、という理由とともに
「作者が女性を描くのが苦手」
という理由もあったりします。
福本先生の独特な画風で女性キャラ…となると、確かになあというか、ちょっと想像しがたいものがあります。
原作漫画『カイジ』女性の登場人物
西尾
カイジ、紅一点にして唯一の良心、西尾だけが救い💦💦 pic.twitter.com/GVLRoDsFjr
— 外山とむ/とやまるだし (@toyamarudasi) May 31, 2017
『賭博黙示録カイジ』で登場。
カイジのアルバイト先の同僚・コンビニでバイトしていた女の子。
坂崎美心(みここ)
LINEでカイジの飛び出すスタンプ?買ったらみここがおやすみしてるスタンプがめちゃくちゃ気持ち悪かったので昨日嫌がらせで送ってみたら送った相手がみここ知らなくて悔しいです
参考みここ pic.twitter.com/pRA9C3f5G7— ありんこ (@arinko203) May 22, 2019
『賭博破壊録』でカイジとパチンコ「沼」で共闘する中年男性の娘。
『賭博堕天録』で正式に登場している。
坂崎の妻
眼鏡をかけた中年女性。
石田裕美
原作では名前のみの登場で、石田広光の妻の名前。
亜理紗
賭博堕天録カイジ和也編で登場。兵藤和也が書いた小説『愛よりも剣』という作品内に出てくる架空の女性なのですが、貴重な女性キャラということで紹介です!
実写版映画『カイジ』女性の登場人物・ヒロイン
石田裕美
原作漫画の石田広光を実写版映画では石田裕美という女性に設定変更されています。