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おすすめバレエ漫画アニメまとめ

本記事はプロモーションを含みます

特におすすめのバレエ漫画をピックアップして紹介。

昭和の古典から最新の作品まで、多様なセレクションを取り揃えていますので、漫画選びの参考にしていただければ幸いです。

 

 

『アラベスク』山岸凉子作:バレエをテーマにした昭和の名作漫画

作品概要

『アラベスク』は、1970年代のソビエト連邦を舞台にしたバレエ漫画で、キエフのバレエ学校に通う6年生のノンナが主人公です。彼女は長身でありながら優雅さに欠けると自覚しており、優秀な姉イリーナと常に比較されることで劣等感を抱いています。しかし、ノンナの隠れた才能をスターダンサーのミロノフが見出し、彼の勧めでレニングラード・バレエ学校への編入が決定します。

連載と巻数情報

  • 著者: 山岸凉子
  • 連載状況: 完結
  • 巻数: 完全版 4巻
  • 掲載誌: 第1部 - りぼん、第2部 - 花とゆめ
  • 電子書籍: あり

ドラマチックなストーリーと感想

『アラベスク』は、昭和の少女漫画の特徴を色濃く残す作品で、山あり谷ありのドラマチックな展開が魅力です。メンタルが弱めのノンナが、涙ながらに自己成長を遂げる過程が描かれています。特に1部はノンナのバレリーナとしての成長を、2部では彼女の恋愛が絡む物語に発展します。

キャラクターとおすすめポイント

ノンナは、この物語の主人公であり、読者は彼女が直面する数々の困難に共感しながら彼女の成長を見守ります。鬼コーチとして知られるイケメンのミロノフ先生や、その他の個性的なキャラクターたちが物語を彩ります。昭和の少女漫画らしい独特の髪型や服装、表現が新鮮です。また、バレエのシーンは詳細に描かれており、ファンからはその本格性が高く評価されています。

『絢爛たるグランドセーヌ』| 著者: Cuvie

作品概要

『絢爛たるグランドセーヌ』は、チャンピオンREDコミックスから発売されているCuvieによるバレエ漫画です。本作は、バレリーナを目指す少女・奏の成長と挑戦を描いています。彼女は小学生の低学年の頃に隣に住む梨沙のバレエ公演を見てからバレエに魅了され、同じバレエスタジオで学び始めます。

発行情報

  • 著者: Cuvie
  • 連載状況: 連載中
  • 巻数: 既刊24巻
  • 掲載誌: チャンピオンRED
  • 電子書籍: 利用可能

巻の概要

  • 1巻: 奏の初めてのバレエステージ、初トウシューズ、初コンクール
  • 6巻から: ユース・アメリカ・グランプリ日本予選編
  • 10巻から: マルセイユ留学編
  • 11巻から: ユース・アメリカ・グランプリ本選編
  • 15巻から: 英国ロイヤル・バレエ・スクール編

読者の感想とおすすめポイント

奏はその明るくポジティブな性格で読者からも愛されています。彼女のコミュニケーション能力と前向きな姿勢は、多くの読者にとって魅力的です。また、作品にはリアルなバレエシーンが多く含まれており、作者のバレエに対する深い理解と経験が感じられます。

物語は、奏が国内外のバレエコンクールを経験しながら成長していく様子を描いています。特に英国ロイヤル・バレエ・スクールでの留学は、バレエ留学のリアリティを感じさせる内容となっており、バレエを学ぶ上での厳しさや喜びが描かれています。

恋愛要素はほとんどなく、純粋にバレエと向き合う少女の姿が描かれています。ライバルたちも個性的で魅力的なキャラクターが多く、彼女たちとの競争を通じて奏の成長が促されます。

『トウ・シューズ』|著者:水沢めぐみ

作品情報

『トウ・シューズ』は、中学1年生のくるみが主人公のバレリーナストーリーです。くるみは小学5年生の時に観た「くるみ割り人形」の公演に感動し、バレエを始めます。作者は「姫ちゃんのリボン」で知られる水沢めぐみ。本作は完結しており、全5巻が発売されています。

  • 著者: 水沢めぐみ
  • 連載状況: 完結
  • 巻数: 5巻
  • 掲載誌: りぼん
  • 電子書籍: 利用可能

あらすじ

中学に上がったばかりのくるみは、急遽病気で降板した憧れの先輩、はづきさんの代役を務めることになります。夢に一歩近づいたくるみですが、バレエへの情熱だけでは乗り越えられない試練が待ち受けています。

感想・おすすめポイント

『トウ・シューズ』は、元気で前向きな主人公・くるみが魅力の一作です。双子の妹やお母さんもとてもチャーミングで、ファミリーの絆が感じられるシーンも多いです。

この漫画は、リアルなバレエ描写というよりは、少女漫画としての可愛らしさ、華やかさが前面に出ています。バレエを題材にした夢や友情を描いたストーリーで、読む人にポジティブな気持ちを与えてくれるでしょう。

主人公・くるみは、バレエに打ち込む姿がとても印象的で、低身長ながらもそのコンプレックスを乗り越えて成長していく様子が描かれています。周囲のバレエ仲間たちも個性的で、彼女たちとの関係が物語に深みを加えています。

また、ピュアな恋愛要素も含まれており、同級生との青春の1ページが爽やかに描かれています。

『ダンス・ダンス・ダンスール』ジョージ朝倉による男子バレエ青春物語

概要と物語の始まり

中学2年生の村尾潤平は、幼い頃バレエを愛していましたが、父の突然の死により、その夢を断念します。しかし、新たな転校生で美少女の五代都によって「一緒にバレエを」と誘われることで、再びバレエの世界へ足を踏み入れることになります。

出版情報

  • 著者: ジョージ朝倉
  • 連載状況: 連載中
  • 巻数: 既刊27巻
  • 掲載誌: ビッグコミックスピリッツ
  • 電子書籍: あり
  • アニメ放送: 2022年4月~6月、毎日放送・TBS系列他

巻の主要エピソード

  • 1巻: 初舞台編
  • 3巻(25話)から: 生川はるかバレエ学校編
  • 9巻(79話)から: ユース・アメリカ・グランプリ日本予選編
  • 11巻から: 再び生川はるかバレエ学校編
  • 15巻(133話)から: アメリカ編

物語の魅力と読者の反応

潤平のキャラクターは、カリスマがありながらも自己中心的で、その強烈な個性が物語を牽引します。彼を中心に展開されるライバルや初恋、友情など、青春の甘酸っぱい要素が豊富に描かれています。また、男子バレエという新鮮な視点から、バレエの厳しさや美しさがリアルに描かれており、バレエファンはもちろん、多くの読者から支持されています。

特筆すべきポイント

物語には恋愛要素もたっぷりと盛り込まれており、主人公がどのキャラクターとどのような関係を築いていくのか、その展開が読者の興味を引きます。また、他のキャラクターも魅力的で、彼らの人間関係や成長もまたこの漫画の大きな見所です。

『会社帰りのパ・ド・ドゥ』|瀬田ハルヒ

作品情報

『会社帰りのパ・ド・ドゥ』は、瀬田ハルヒによるバレエをテーマにした漫画作品です。現在、連載中であり、モーニング誌で発表されているこの作品は、既に3巻が発売されています。

  • 著者: 瀬田ハルヒ
  • 連載状況: 連載中
  • 巻数: 既刊3巻
  • 掲載誌: モーニング
  • 電子書籍: 利用可能

あらすじ

小日向瞳、35歳のサラリーマンはジョギング中に偶然バレエ教室を訪れ、体験レッスンを受けることに。その体験がきっかけで、バレエの世界に次第に魅了されていきます。特に、資料室で踊る同僚・桜木ほのかの姿に心惹かれ、バレエへの情熱を深めていく様子を描きます。

感想・おすすめポイント

本作は、普通のサラリーマンが趣味としてバレエを楽しむ物語です。プロを目指すわけではないが、純粋にバレエを愛する主人公の姿が描かれています。映画「Shall we ダンス?」を彷彿とさせるシーンもあり、大人の趣味としてのバレエの楽しみ方をリアリスティックに描いています。

ストーリーはバレエ学習の楽しさだけでなく、仕事と趣味のバランス、人間関係など、現代人の生活に根ざしたテーマが織り交ぜられています。また、バレエシーンの描写が美しく、作者のバレエに対する深い理解が感じられます。

恋愛要素もあり、バレエを通じて築かれる人間関係が物語に深みを加えています。特に、男女ペアで踊るパ・ド・ドゥのシーンは、バレエの魅力をより引き立てています。

リアルな日常とバレエの世界のギャップが、読む者に新鮮な驚きを与え、バレエに興味がない人でも楽しめる内容になっています。

『Mizuka バレリーナ 上野水香ものがたり』|松本花

作品情報

本作は、松本花によって描かれた上野水香の半生を描いたバレエ漫画です。全1巻で完結しており、クララ誌に掲載された後、エトワール・コミックスから発売されました。

  • 著者: 松本花
  • 連載状況: 完結
  • 巻数: 1巻
  • 掲載誌: クララ
  • 電子書籍: 利用可能

あらすじ

本作では、内気な少女から始まり、世界的なバレリーナへと成長する上野水香の人生が描かれます。彼女のバレエとの初めての出会いから、国内外のコンクールへの挑戦、留学経験、そしてプロとしてのキャリアを経て、紫綬褒章を受章するまでのエピソードが描かれています。

感想・おすすめポイント

この漫画は、日本を代表するバレリーナの一つ一つのステップを丁寧に描き出しています。バレエを始めたきっかけ、重要な出会い、そして芸術への深い情熱が感じられます。

特に注目されるのは、世界的振付家モーリス・ベジャールとのエピソードで、彼に直接指導を受けた「ボレロ」の舞台裏が描かれています。これは、バレエファンならずとも必見の内容です。

また、水香が如何にして日本のバレエ団に留まり、国内でのキャリアを築いたかの選択も、他の多くのバレエダンサーが海外で活動する中で興味深いポイントとなっています。

この作品は、バレエの厳しい現実と美しい舞台の世界をリアルに描き、読者に多大な感動を与えることでしょう。

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