2022年の夏に放送開始し、瞬く間にファンを魅了したアニメ「リコリス・リコイル」。その魅力は、個性豊かなキャラクターたち、スリリングなアクション、そして予想外のシリアス展開にありました。ファンの期待を裏切らず、シリーズは最後まで高い注目を集め続けました。
そして2023年、待望の新作アニメの制作が公式に発表され、さらなる話題を呼んでいます。続編となるこの新作では、どのような物語が展開されるのか、早くもインターネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。
この記事では、「リコリス・リコイル」の新作に対する期待と、ファンから寄せられた様々な意見を基に、次回作の可能性を深堀りしていきます。どんな冒険がキャラクターたちを待ち受けているのか、一緒に考えてみましょう。
「リコリス・リコイル」2期の可能性は？新作アニメの展望
新作アニメ制作決定！続編かOVAか劇場版か？
2023年2月に、「リコリス・リコイル」の新作アニメの制作が正式に発表されました。
しかし、現段階ではそれが第2期シリーズとしての放送になるのか、OVAとしてリリースされるのか、あるいは劇場版として公開されるのかは明らかにされていません。
続報が待ち遠しい新作の行方
制作が決定しただけで、詳細がまだ不明なこの新作。ファンとしては早くも次の展開が気になるところです。
ここからは、新作アニメの可能性についてさらに考察していきましょう。
アニメ続編の放送方法は3パターンを考察
アニメ続編が制作される場合、その放送方法は大きく分けて3つのパターンがあります。
1. テレビ放送
まずは、1期と同じくテレビでの放送です。テレビ放送の場合、放送枠を取得してスポンサーの宣伝効果によって利益を上げる形式となります。
2. OVA（オリジナルビデオアニメーション）
次に考えられるのはOVA（オリジナルビデオアニメーション）です。これはDVDなどのパッケージ販売を目的とした形式で、総集編やスピンオフエピソードなどが含まれることが多く、購入者向けの内容になります。テレビ放送枠を取得する必要がないため、資金面での節約が可能ですが、視聴には購入が必要です。
3. 劇場版
最後に、劇場版としての公開です。近年ではアニメ続編が映画化されるケースも増え、広く知られた形式となっています。
現時点では、「リコリコ」新作がどの形式で放送されるかは未発表ですが、ファンの間ではテレビ放送の可能性が高いと予想されています。
これら3つの形式のいずれかで放送されることは確実でしょう。続いて、続編が期待される理由をさらに詳しく見ていきましょう。
続編が期待される理由
続編を期待させる結末
物語は主人公・千束がテロリストの真島を撃退し、人々を守ることで一旦はハッピーエンドを迎えましたが、真島が生き延びており、物語の決着が完全にはついていないことが示唆されています。
また、「リリベルとの関係」「リコリスの背景」「旧電波塔事件の詳細」など未解決の要素が多く、物語の続きが求められています。
このため、2期でこれらの謎が解き明かされる可能性が高いと考えられます。
爆発的な人気とSNSでの話題性
「リコリス・リコイル」は放送開始直後からTwitterで「リコリコ」関連のワードがトレンド入りし、瞬く間に話題作となりました。
かわいらしいキャラクターや迫力あるガンアクション、シリアスなストーリーを明るく描く展開が、多くの視聴者の心を掴みました。ニュースでも頻繁に取り上げられ、2022年夏の代表的アニメと称されています。この反響の大きさから、第2期が放送されても高い視聴率が期待できるでしょう。
高い収益性とコラボレーション展開
続編が制作される大きな理由の一つは収益性です。「リコリス・リコイル」は、多種多様なグッズが販売されており、その人気は衰えを知りません。
さらに、ローソンやピザハット、サンリオ、すみだ水族館などのコラボレーション、アプリゲームへの登場、コラボカフェの開催など、さまざまな業界とタイアップが進んでいます。
この高い需要を背景に、続編を制作することでさらなる収益が見込まれると考えられます。
アニメ続編は映画化もあり得る？
劇場版が可能性として浮上
「リコリス・リコイル」続編の放送形式としては、テレビ放送と同様に「劇場版」の可能性も考えられます。最近では、アニメシリーズの続きを映画で公開するケースが増えてきており、「リコリス・リコイル」においても、劇場版が現実的な選択肢といえるでしょう。以下に、その理由を詳しく見ていきます。
原作のないオリジナル作品で自由度が高い
「リコリス・リコイル」には原作がなく、アニメオリジナルの作品です。
一般的に原作があるアニメでは原作の進行を追いながらストックを使って続編を制作しますが、リコリコの場合、物語の展開や時間配分を自由に設定できる利点があります。
このため、2時間程度の劇場版でも魅力的な内容に仕上げやすいと考えられます。
キャラクター数が少なく、劇場版に適したシンプルな構成
リコリス・リコイルは主要キャラクターが千束とたきなという限られた人数のため、彼女たちを中心に物語を展開しやすいです。
また、劇場版では新しいキャラクターを短時間で登場させ、単発エピソードのようにまとめることもできるため、内容がコンパクトな劇場版が適しているとも言えます。
続編の映画化が増える近年の傾向
近年、多くのアニメシリーズが途中から映画化に移行しています。
「鬼滅の刃」や「呪術廻戦0」など、人気作品の続編が映画で公開されるケースも多く、アニメの続編を映画化する流れが強まっています。
映画化することでチケット収入が得られ、不正視聴のリスクも低減できるため、制作側にとってもメリットが大きいのです。
「リコリス・リコイル」もこれらの要素を考慮すると、劇場版が適した形式であり、ファンにとっても新たな魅力を楽しむ場として期待が高まっています。
