葬送のフリーレン登場キャラクター一覧：年齢、ドイツ語の名前の由来と意味解説

「葬送のフリーレン」には、フリーレン、ヒンメル、フェルンなど、多くの魅力的なキャラクターが登場します。

新しく作品を楽しむ際、キャラクターの顔と名前、それにプロフィールを覚えるのはなかなか大変です。本記事では、そんな「葬送のフリーレン」のキャラクターたちの詳細なプロフィールをご紹介します。

それぞれのキャラクターの年齢や種族、職業、さらに名前の背景にあるドイツ語の意味まで、詳しく一覧にして解説しています。

『葬送のフリーレン』キャラクター一覧

登場するキャラクターの名前、名前のドイツ語由来、その意味、職業、種族、年齢を新しい順序で一覧表にまとめて解説しています。

キャラ名	ドイツ語	意味・由来	職業	種族	年齢
フリーレン	Frieren	凍っている	魔法使い	エルフ	1000以上
ヒンメル	Himmel	天国	勇者	人間	10代→20代→70代？
ハイター	Heiter	明朗	僧侶	人間	10代→20代→90代？
アイゼン	Eisen	鉄	戦士	ドワーフ	不明
フェルン	Fern	遠く	魔法使い	人間	9→19
シュタルク	Stark	強い	戦士	人間	17→19
ザイン	Sein	存在	僧侶	人間	20〜30代？
フランメ	Flamme	炎	魔法使い	人間	?
ゼーリエ	Serie	連続・続く	魔法使い	エルフ	1000以上
グラナト伯爵	Granat	柘榴石	領主	人間	40代？
クラフト	Kraft	力	武闘家	エルフ	300以上
南の勇者	─	─	勇者	人間	30代？
デンケン	Denken	考える	魔法使い	人間	78
腐敗の賢老クヴァール	Qual	苦悶	?	魔族	?
断頭台のアウラ	Aura	オーラ	七崩賢	魔族	500以上
黄金郷のマハト	Macht	力	七崩賢	魔族	600以上
ソリテール	Solitär	孤独	?	魔族	?

 

『葬送のフリーレン』勇者たちのプロフィール紹介

物語序章に登場する、フリーレンをはじめとした勇者一行4人のプロフィールを詳しく見ていきましょう。

フリーレン

物語の主人公であるフリーレンは、1000年を超える長寿を持つエルフです。歴代最多の魔族を討伐したことから「葬送のフリーレン」と称されています。

勇者ヒンメルの死をきっかけに人間の世界を深く知りたいと願い、新たな旅を開始します。

旅の途中、彼女は弟子のフェルンやアイゼンの弟子であるシュタルクと共に、魂の眠る地「オレオール」を目指しています

。長い生涯を通じて人間の感情には疎いものの、その経験から来る洞察力には長けています。声優は種崎敦美が担当。

ヒンメル

かつて魔王を倒した伝説の勇者で、物語開始時には既に75歳で亡くなっています。

その死に際しては、数多くの人々が悲しみ、各地に彼の銅像が建てられています。

イケメンでありながらナルシストという一面も持つヒンメルは、過去にフリーレンへの好意があったとされています。声優は岡本信彦が担当。

ハイター

物腰柔らかで温厚ながらも、酒豪として知られる僧侶です。

「生臭坊主」とも呼ばれる彼は、ヒンメルとは幼なじみで同じ村出身です。

魔王討伐後は一目置かれる僧侶として尊敬され、ヒンメル亡き後も20年以上生き延びました。晩年は戦災孤児のフェルンを育て、その後フリーレンに託しました。

声優は東地宏樹が担当。

アイゼン

ドワーフの戦士で、年齢は不詳ですがヒンメルやハイターよりもずっと年上とされています。

外見は老化していないものの、かつて使っていた斧を扱えなくなっているなど、身体の老いは隠せません。

ヒンメルの死後はシュタルクを弟子にとりましたが、行き違いから逃げられてしまうというエピソードもあります。

声優は上田燿司が担当。

フリーレン一行の現在の仲間たち

ここでは、現在フリーレンと共に冒険を続けているキャラクターたちをご紹介します。

フェルン

南方の戦災孤児出身で、フリーレンのもとで魔法を学ぶ弟子です。感情を表に出すことは少なく、怒りの際も冷静かつ鋭い言葉を用います。

魔法都市オイサーストで行われた試験に合格し、一級魔法使いの称号を獲得。

さらに、大魔法使いゼーリエにも才能を認められ、弟子入りを要請されたほどです。声優は市ノ瀬加那が担当。

シュタルク

アイゼンの弟子であり、斧を使う若き戦士です。幼い頃は父には戦士として見なされず、兄からのみ支持を受けていました。

師匠からは将来を嘱望される才能の持ち主と評価されており、物語中で臆病ながらも本物の戦士として成長していきます。

フェルンとはお互いに意識しながらも、厳しい言葉が交わされることも。

声優は小林千晃が担当。

ザイン

酒とタバコをこよなく愛する僧侶で、大人の魅力を持つ女性に弱い一面があります。治癒や解呪の技術に長け、僧侶としては一流の能力を持っています。

かつて「戦士ゴリラ」という友人からの冒険の誘いを断ったことが心に残っており、彼を探すためにフリーレンの旅に加わりました。

結局、友人を探す旅に専念するために一行を離れることになりますが、フリーレンは彼の席を空けて待っていると述べています。

フリーレン一行と関わりのあるキャラクターたち

フリーレンの冒険には多くの個性的な人物が関わっています。彼らのプロフィールを詳しく見ていきましょう。

フランメ

フリーレンの師匠であるフランメは、物語開始の1000年前から存在する伝説の人間の魔法使いです。

エルフの大魔法使いゼーリエの弟子であり、美しい花畑を作り出す魔法を得意としています。

彼女はフリーレンに重要な場所「オレオール」の存在を伝え、彼女の死後もフリーレンがヒンメルと対話するきっかけを作りました。

ゼーリエ

神話の時代から生きるエルフの女性で、フランメの師匠にあたります。

彼女は広範囲にわたる魔法の知識を持ち、現代では大陸魔法協会の創始者としても知られています。

一級魔法使いに昇格した者には、どんな願いでも一つ叶えると約束しています。

グラナト伯爵

北方諸国のグラナト領を治める伯爵で、地域を守る防護結界の管理を担当しています。彼の領地は過去に断頭台のアウラの侵攻を受けましたが、勇者ヒンメルの助けにより防がれました。

後にアウラとの戦いで息子を失い、フェルンとシュタルクによって救出される重要な局面を経験しています。

クラフト（戦士ゴリラ）

モンクであるエルフの男性で、ザインが探している友人「戦士ゴリラ」でもあります。300年ぶりに同族に会ったと語る彼は、魔王の出現前に偉業を成し遂げたことで知られ、その石像が今でも残っています。

南の勇者

ヒンメルが旅を始めた頃に「人類最強」とされていた勇者で、「未来を見通す魔法」の持ち主です。

彼は七崩賢と魔王軍の幹部と戦い、3人を討ち取るほどの力を持っていましたが、シュラハトとの最後の戦いで命を落としました。かつてフリーレンにパーティの一員になるよう誘った過去もあります。

デンケン

老齢の二級魔法使いで、幼少期は七崩賢の一人である黄金郷のマハトに師事していました。結婚していましたが若くして妻を失い、以降は一人で生活しています。

彼は魔法都市オイサーストで行われた一級魔法使いの試験に挑み、フリーレンとの戦いに敗れた後に昇級を果たしました。

フリーレン一行と対峙する魔族キャラクターたち

フリーレンたちの旅路に登場し、彼らの挑戦となる魔族のキャラクターを詳しく解説します。

魔王

かつてヒンメルたちに倒された魔族のリーダーですが、物語では直接登場しません。

生前は人類との共存を願っていましたが、結果的に大戦争を引き起こす原因となりました。彼の城は大陸の最北端、エンデに今も残っています。

腐敗の賢老クヴァール

魔王の部下であり、魔族の中でも特に強力な魔法使いです。

彼は数多くの人間を殺害する魔法「ゾルトラーク」を開発し、その力で多くの冒険者を葬りました。時間が経つにつれてその魔法は魔族をも殺す力へと変わりました。最終的にはフリーレンとフェルンによって討伐されます。

断頭台のアウラ

魔王軍の幹部で「七崩賢」の一員であり、500年以上生きる古代の魔族です。相手を服従させる魔法「アゼリューゼ」を操ります。

80年前にヒンメルとの戦いで敗北し、長い間姿を消していましたが、ヒンメルの死後に再びグラナト領への侵攻を企てますが、フリーレンたちに阻止されました。

黄金郷のマハト

「七崩賢」の最後の生き残りで、あらゆるものを黄金に変える魔法「ディーアゴルゼ」の使い手です。

人間との共存を望むものの、魔族としての本能から人間を殺すことに躊躇はありません。600年前にはフリーレンと戦い、彼女に勝利した記録があります。

ソリテール

少女のような外見を持つが、その実力はフリーレンやマハトに匹敵する強力な女魔法使いです。

彼女はマハトを黄金郷の大結界から解放した人物で、これまでに遭遇したすべての人間を殺害していますが、その存在は人間側にはほとんど知られていません。

ミミック

ダンジョンに潜む、宝箱に擬態した魔物です

。冒険者が宝箱と間違えて近づくと襲いかかります。フリーレンも過去に何度か遭遇しており、毎回危険な目に遭っていますが、人気投票では意外にも高い順位を獲得しています。