WIND BREAKER(ウィンドブレーカー)は、2021年からマガジンポケットで連載中の人気漫画です。
喧嘩しか取り柄のなかった主人公が風鈴高校でさまざまな人々と出会い、街の英雄になる物語が描かれています。
本記事では、作中に登場する主人公「桜遥(さくらはるか)」についてご紹介します。
WIND BREAKER(ウィンドブレーカー) 桜遥とは
プロフィール
名前:桜遥(さくらはるか)
所属:風鈴高校 多聞衆
学年(クラス):1年1組
階級:級長
生年月日:4月1日
身長:169cm
体重:59kg
血液型:AB型
好きなもの:オムライス(最近)
嫌いなもの:野菜全般
桜遥のキャラクター概要
桜遥は、「WIND BREAKER」の主人公であり、風鈴高校に通う1年生です。風鈴高校は、喧嘩が強い者が集まることで「不良の名門」として知られています。桜遥はこの学校で頂点に立つことを夢見ていました。
最初は一匹狼で喧嘩しか取り柄がない少年でしたが、さまざまな仲間との出会いを通じて成長していきます。彼の存在は次第に周囲に大きな影響を与えるようになり、物語の中で重要な役割を果たしていきます。
WIND BREAKER(にいさとる)/講談社
桜遥の外見・特徴
桜遥の外見には以下の特徴があります。
- 白と黒の髪色
- 金と青のオッドアイ
髪を染めたりカラコンを使っているように見えますが、作中のセリフから生まれつきのものであることが明らかにされています。
性格
- 真っ直ぐな信念を持つ
- 困っている人を見捨てない性分
- 褒められると照れる
派手な見た目から強気に見られがちですが、実際は他人思いで優しい性格です。
対人関係:桜遥と周囲のキャラクター
- 楡井秋彦:同じクラスで1年生の副頭取。常に行動を共にする仲間。
- 蘇枋隼飛:同じクラスで1年生の副頭取。桜と常に行動を共にする。
- 杉下京太郎:同じクラスで梅宮の狂信者。桜とは犬猿の仲。
- 梅宮一:ボウフウリンの現総代。桜に多くのことを教える兄貴分の存在。
桜遥の魅力の秘密
強い信念を持つ彼女
WIND BREAKER(ウィンドブレーカー)に登場する桜遥の信念
桜遥は、どんなに強い相手でも決してひるまない。
彼女は常に勝利し、大切なものを守るために強い信念を持っている。
ふとした瞬間の赤面
WIND BREAKER(ウィンドブレーカー)における桜遥の赤面エピソード
彼女は意外な行動を取るときや、称賛されると赤面する。
また、他人の好意を感じると直ちに顔を赤らめることがあるようだ。
仲間を思いやる心
WIND BREAKER(ウィンドブレーカー)での桜遥の仲間想い
彼女は仲間がピンチに陥った時、他人事とは思わずに行動する。
KEEL編では、クラスメイトが困っているのを見ると、すぐに助けに向かう姿が描かれている。
桜遥の強さ
WIND BREAKER(ウィンドブレーカー)の桜遥は、元々喧嘩しか取り柄がないといわれるほど強い人物です。
その強さは風鈴高校の中でも上位に入るほどで、校内で一番強いとも言われている「杉下京太郎」と並ぶほどの実力があります。
当初は「1人で力任せに戦う」というスタイルでしたが、多くの経験を経て、仲間と協力して臨機応変に戦うようになっていきます。
桜遥の過去
WIND BREAKER(ウィンドブレーカー)の桜遥は、その奇抜な見た目のせいで幼い頃から拒絶される人生を送っていました。
長く1人だった桜は、相手との戦いに勝ち、そして1番強くなることで自分の価値が見い出せると思い始めます。
しかし、風鈴高校で出会った仲間やさまざまな経験を通してその考えは一変します。
裏表のないありのままの姿の桜に、周りの人も徐々に信頼を抱くようになっていったのです。
主人公・桜遥の主なエピソード
ボウフウリンとの出会い
ある日、街に現れた桜遥はヤンキーに絡まれていた橘ことはを助け、彼と知り合います。桜は風鈴高校でトップになることを宣言しますが、ことははその考えを否定します。
その後、ことはが再び危険な目に遭う事件が発生。桜が危機に陥る中、風鈴高校の4人が現れ、彼らが「防風鈴」として街を守っていることを知ります。
風鈴高校入学
桜はことはの喫茶店で楡井秋彦と知り合い、共に風鈴高校に入学します。クラスメートの蘇枋隼飛らが彼を迎えますが、桜がボウフウリンの頂点を目指すと宣言すると、学校一の強者杉下京太郎と衝突します。しかし、総代の梅宮一の言葉で和解します。
獅子頭連編
桜は街の見回り中に獅子頭連から追われている人物を発見し、杉下と共に助けますが、ボウフウリンは獅子頭連から宣戦布告を受けます。獅子頭連の副頭取十亀条と拳を交え、勝利を収めた後、獅子頭連と友好関係を築きます。
KEEL編
桜はクラスメートの杏西雅紀から、友人の長門が犯罪まがいの噂がある「KEEL」に所属していることを聞きます。桜は仲間と共に長門を救うためにKEELの本拠地に乗り込みますが、多勢に圧倒されます。しかし、2年生の梶蓮らの助けを得てKEELを倒すことに成功します。
六方一座編
桜は四天王の一人椿野佑に招かれ、楡井・蘇枋と共に歓楽街「ケイセイ街」へ向かいます。そこで成田しずかと出会い、街を守る六方一座と知り合います。しずかを狙う者たちとの戦いで、桜は椿野や六方一座のメンバーと協力し、街としずかを守り抜きます。
国崩大火編
ケイセイ街を守った桜たちの前に、元風鈴生の棪堂哉真斗が現れます。棪堂は風鈴の街を破壊しようとしており、ボウフウリンは街を守るために戦うことを決意します。決戦の日、桜は杉下と共に烽の柱尾修士と戦い、その後、獅子頭連の十亀条の助けを得て棪堂と対決します。
桜遥の名シーン・名言
① 獅子頭連の十亀条との対戦シーン
桜遥は、獅子頭連の副頭取「十亀条」との戦いで、以下の言葉を残しました。
「オレは相手が命の恩人でも、どんなに強くても、目を逸らしたり自分を曲げたりしねぇ!!」
この言葉は十亀を深く動かし、拳での対話を象徴する場面でした。
② 敗北した十亀条に声を掛けるシーン
桜は、敗北した十亀に対し以下のように声をかけました。
「絶対かっけーヤツになりやがれ!! だせーこと二度とすんな!! いいな!!」
これまでの屈辱的な行動を責めるのではなく、彼を励ます言葉が示されました。
③ 棪堂哉真斗との戦いを控えている時のシーン
桜は、宿敵との戦いを前に以下のように語ります。
「あいつがいつ来るのかも、本当に来るのかもわからねぇけど、だからこそ、その時になって後悔したくねぇ、今は止まる時じゃねぇんだ」
この言葉は、彼の強い決意と努力を示し、仲間にも影響を与えました。