今回の記事では、星十字騎士団29名全メンバーの中から、最も強く有益な者を私見に基づいてランキング形式で評価しています。
評価の基準は以下の通りです
① 固有能力
② 貢献度(例:隊長格の撃破)
③ 脅威度(攻略が困難など)
これらの要素を考慮してランキングを作成しましたが、評価は読者の解釈により異なる場合がありますので、この記事を個人的な見解の一例としてお楽しみください。
- 星十字騎士団の強さランキング11~29位の概要
- 星十字騎士団の強さランキングTOP10!
- 星十字騎士団の強さランキングのまとめ
星十字騎士団の強さランキング11~29位の概要
星十字騎士団は29名のメンバーが在籍しており、今回はその中の11位から29位までのランキングを簡潔に紹介します。
星十字騎士団ランキング同率27位~29位の詳細
下位にランクされた以下の三名については、戦闘シーンが描かれていないため、詳細な評価が困難です。
このため、彼らを27位から29位に暫定的に位置づけましたが、実際の戦闘があればランキングが変動する可能性があります。
さらに、これらのメンバーは護廷十三隊の隊士を倒す描写が見られるものの、彼らがどのような能力や活躍をする前に更木剣八によって瞬時に倒されてしまったキャラクターたちです。
ロイド・ロイド(兄)の評価
能力「貴方自身(ジ・ユアセルフ)」 3.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 3.0
脅威度 3.0
オサレ値 1.0
総合評価 2.5
・聖文字:「Y」
・その後:剣八に敗れ、命を落とす
双子の兄であるロイド・ロイドは、相手の外見だけでなく、技術や力も完全に模倣することができる特異な能力を持っています。
彼は作中で、この能力を使って剣八を模倣しましたが、剣八がその時点で急激に力を増していたために、彼には太刀打ちできず瞬殺されてしまいます。
ロイド・ロイドの能力は、剣八以外の敵と戦っていたならば、非常に厄介な存在となり得たでしょう。
しかし、彼の戦闘に関するデータが剣八の回想に限られているため、評価が困難であり、結果として暫定的に同率最下位に位置付けられました。
ジェローム・ギズバットの概要
能力「咆哮(ザ・ロア)」 1.5
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 1.5
脅威度 1.5
オサレ値 1.0
総合評価 1.5
・聖文字:「R」
・その後:剣八に敗れ、命を落とす
剣八の回想シーンで、ジェローム・ギズバットは大猿のように巨大化し、その咆哮で平隊士の頭が破裂するという凄まじい描写がされています。
これは非常に恐ろしい能力を持つ滅却師であることを示しています。
しかしながら、ジェロームの戦闘データは平隊士を一掃する程度の描写に留まっており、その実力を正確に評価することは難しいです。
このため、剣八に瞬殺された事実と合わせて、彼を暫定的に同率最下位に位置づけました。
ベレニケ・ガブリエリの評価
能力「異議(ザ・クエスチョン)」 1.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 1.0
脅威度 1.0
オサレ値 2.0
総合評価 1.0
・聖文字:「Q」
・その後:剣八に敗れ、命を落とす
ベレニケ・ガブリエリは、その能力「異議(ザ・クエスチョン)」を発動するためには相手に異議を唱える必要があるようです。
作中では、御託を並べる彼の間に剣八に喉を抉られて殺害される、いわば噛ませ犬の役割を果たしました。
剣八がジェロームとの戦いで聴力が低下していたため、「異議(ザ・クエスチョン)」の影響を受けずに済んだという偶然がありました。
もしベレニケの口頭弁論を聞いていた場合の結果は未知数ですが、興味深い点です。
しかし、剣八が偶然対応できたように、言葉を聞かずに済むか、自分の聴力を封じる方法があれば、容易に対応可能であり、単純な白打ちで瞬殺可能な程度の実力者です。
そのため、彼もまた同率最下位に位置づけられます。
ただし、外見に関してはオサレ値が高いため、使い捨てにするにはもったいない存在であったかもしれません。
第26位「グエナエル・リー」
能力「消失点(バニシング・ポイント)」 1.0
滅却師完聖体※不明 0.0
貢献度 1.0
脅威度 1.0
オサレ値 1.0
総合評価 1.0
・聖文字?:「V」
・備考:グレミィによる創造
・その後:グレミィにより殺害され、命を落とす
グエナエル・リーを星十字騎士団の一員としてカウントすることについては議論の余地がありますが、彼は瀞霊廷侵攻に参加し、グレミィから与えられた能力を持っているため、ランキングに加えることにしました。
彼の能力「消失点(バニシング・ポイント)」は、自分の存在を消去したり、相手の認識から外れるような五感支配または概念系の能力です。
これにより敵を翻弄することが得意ですが、草鹿やちるとの戦闘では、距離感の誤認を引き起こすことはできたものの、やちるがリーチを調整して対応し、最終的に敗北しました。
やちるの使用する三歩剣獣は、前後から斬撃を加える物理的な能力であり、単純な斬術で対処されたことから、グエナエルはそれほど強い存在ではないと評価されています。
このため、彼は事実上の最下位である第26位に位置づけられています。
第25位「シャズ・ドミノ」
能力「生存能力(ザ・バイアビリティー)」 2.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 2.0
脅威度 2.0
オサレ値 1.5
総合評価 2.0
・聖文字:「ϛ(聖痕・スティグマ)」
・備考:グレミィの創造
・その後:吉良に敗北し死亡
シャズ・ドミノは逃げる技術開発局員を背後から攻撃する冷淡な滅却師であり、その正体はグレミィの創造による生命体です。
ユーハバッハから特別に聖文字スティグマを授かり、独自の存在として活動しています。
シャズに与えられた「生存能力」は、超速での肉体再生を可能とし、一護に瞬殺された後も自らを修復し、さらには霊子から自分の肉体を作り直して自己の死体を偽装しました。
その後、自分の体を実体に変えることでグレミィの創造から独立しました。
「BLEACH 13 BLADEs.」では、瀞霊廷での護廷十三隊の戦いの隙をつき、四十六室を襲撃して崩玉を得ようとする計画を実行しました。
この過程でナユラを負傷させ、後に到着した吉良と交戦。最終的に吉良に斬られ、自身の重みで沈んで敗北しました。
技術開発局および四十六室の襲撃は瀞霊廷に大きな被害をもたらし、滅却師側としては貢献度が高いと評価されます。
グレミィによって創造されたとはいえ、その再生能力は際立っているため評価は高いですが、戦闘力の面で星十字騎士団の他のメンバーより劣るため、グエナエルよりは脅威としては上ですが、第25位に位置付けられました。
第24位「ドリスコール・ベルチ」
能力「大量虐殺(ジ・オーバーキル)」 2.5
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 3.0
脅威度 2.0
オサレ値 1.0
総合評価 2.5
・聖文字:「O」
・その後:元柳斎に敗北し、命を落とす
ドリスコール・ベルチは、星十字騎士団の中でも特異な存在で、初めてメダリオンを用いて雀部長次郎から卍解を奪いました。
彼によって使用された卍解は、読者に間接的に、氷輪丸以外にも天候を操作する斬魄刀が存在することを示唆しています。
雀部の卍解を使用したことで元柳斎の怒りを買い、瞬殺される結果となったものの、ドリスコールは実際には非常に高い戦闘力を持つキャラクターでした。
彼は雀部長次郎を殺害し、宣戦布告時には百名を超える平隊士を殺害しました。
さらに、六車との修行で隊長格に匹敵する霊圧に成長し、檜佐木を圧倒しました。
彼の能力「大量虐殺(ジ・オーバーキル)」は、殺害した数だけ本人の力が増すという特性を持ちます。
このため、もし元柳斎と対峙せずに順序立てて力を上げていけば、元柳斎に瞬殺されることはなかったかもしれません。
部下から奪った卍解で上司を倒すことに喜びを感じ、自信家であった彼の性格とは裏腹に、相手の力量を測る霊圧知覚の疎かさが彼の評価を下げ、結果的に第24位に位置付けられました。
第23位「BG9(ベー・ゲー・ノイン)」
能力※不明 0.0
滅却師完聖体※能力不明 0.0
貢献度 1.0
脅威度 2.5
オサレ値 1.5
総合評価 2.5
・聖文字:「K」
・その後:砕蜂に敗北し、ハッシュヴァルトによって処刑され、命を落とす
BG9(ベー・ゲー・ノイン)は、全身が機械仕掛けであり、装甲を着込んでいることが特徴の滅却師です。
右腕にガトリング銃を装備し、内部には自在に動く触手やミサイルなどの攻撃手段を搭載しています。
彼の戦い方は滅却師のそれというよりは、ほとんど人間ではないかのような機械的なものです。
装甲の固さや霊圧の高さは不明ですが、砕蜂の放つ無窮瞬閧(むきゅうしゅんこう)という技を直接受けてもほとんどダメージを受けなかったことから、彼の耐久性は非常に高いと評価されます。
また、砕蜂との戦闘で有利に立ち回っていたことから、隊長格にも通用する強さを持っていると見られています。
BG9(ベー・ゲー・ノイン)は戦闘中、人質を取るなどの卑劣な手段と情報収集のための豪胆な行動を示しましたが、それも束の間、卍解を取り戻した砕蜂の逆転の一撃「雀蜂雷公鞭」を至近距離で受けて敗北しました。
バラガンが同じ技を耐え切ったことを考慮すると、BG9はバラガンに比べて劣っていると言えます。
後に完聖体で雀蜂雷公鞭を耐え抜き、装甲を損傷させながらも自立歩行が可能なことから、その耐久度は高いことが判明しました。
しかし、完聖体の能力を十分に発揮する前にハッシュヴァルトによって処刑されたため、彼の実力は完全には明らかになりませんでした。
砕蜂との戦いで示した実力は脅威であるものの、処刑直前の命乞いが小物臭を感じさせ、戦闘中に完聖体を出し惜しみして敗北したことは愚行と評価されます。
これらの要素を総合的に考慮し、BG9は第23位に位置づけられました。
第22位「蒼都(ツァン・トゥ)」
能力「鋼鉄(ジ・アイアン)」 2.0
滅却師完聖体※能力不明 0.0
貢献度 2.0
脅威度 2.0
オサレ値 2.5
総合評価 2.5
・聖文字:「I」
・その後:冬獅郎に敗北し、ハッシュヴァルトによって処刑され、命を落とす
蒼都(ツァン・トゥ)は、中国風の名前と拳法を思わせる白打技術を駆使する滅却師で、聖文字の能力を使わずとも冬獅郎を圧倒し、乱菊を容易く倒す能力を持っています。
彼の愛用する鈎爪は、構えることで霊子を放出し、攻撃を繰り出すことができ、近接戦闘を主体としつつも中距離戦にも対応可能です。
しかし、彼の主な能力である「鋼鉄(ジ・アイアン)」は、肉体を鋼鉄化することで防御力を高めるものですが、相手が凍結攻撃を得意とする冬獅郎であったため、この能力は戦闘中には一切使用されませんでした。
最終的に、卍解を取り戻した冬獅郎に簡単に敗れてしまいました。
蒼都(ツァン・トゥ)の敗北後、彼は見えざる帝国への帰投を余儀なくされ、処刑が決定しました。
しかし、彼の能力「鋼鉄(ジ・アイアン)」は、ハッシュヴァルトの一撃を受け止める程の防御力を発揮し、その高い防御性能を見せつけました。
しかしながら、冬獅郎の自然系能力に続き、ハッシュヴァルトの概念系攻撃を完全に防ぐことはできず、最終的に処刑される形で退場しました。
このように、蒼都の「鋼鉄(ジ・アイアン)」の有用性が作中で十分に描かれず、また戦闘で完聖体を使用しなかった失態もあり、彼は第22位に位置づけられました。
この評価は、彼の潜在能力が充分に発揮されなかったことに基づいています。
第21位「ナナナ・ナジャークープ」
能力「無防備(ジ・アンダーベリー)」 4.0
滅却師完聖体※能力不明 0.0
貢献度 2.0
脅威度 2.0
オサレ値 2.5
総合評価 2.5
・聖文字:「U」
・その後:生存
ナナナ・ナジャークープは、長身痩躯で奇抜な髪型と顔の半分を覆うゴーグル、そして不揃いな歯が特徴の滅却師です。
彼の能力「無防備(ジ・アンダーベリー)」は、非常に特殊で戦術的な能力を持っています。
この能力では、対象を観測することで霊圧の配置を正確に割り出し、U字形の霊圧を飛ばして格子状に変化させることができます。
これにより、相手の弱点を計測し、一度弱点が判明すれば、その急所に霊子を打ち込むことで相手の霊圧を暫くの間麻痺させ、動けなくすることが可能です。
ナナナ自身が豪語する通り、一度に数百人の観測と無効化が可能とされていますが、藍染との対戦時には、その効果が僅か五分間しか持続しなかったため、実戦での有効性には限界があることが示されました。
ナナナ・ナジャークープは、慎重な性格が災いし、無防備な恋次を半日観測した後に取り逃がすという失態を犯しました。
さらに、不意打ちとはいえ、ユーハバッハに反旗を翻したバズビーに敗れたことも彼の評価を下げる要因となりました。
これらの出来事により、彼の滅却師としてのポテンシャルや実力が疑問視され、特に目立った活躍も描かれなかったため、第21位に位置付けられました。
しかし、ナナナが唯一藍染の行動を5分間止めたという実績は、藍染自身も評価していることから、その能力は誇っても良い点です。
彼の能力「無防備(ジ・アンダーベリー)」は、使い方次第で大きな効果を発揮する可能性があるとされ、将来的にはより高い評価を受ける可能性があるでしょう。
第20位「ロバート・アキュトロン」
能力※不明 2.5
滅却師完聖体※能力不明 0.0
貢献度 2.0
脅威度 2.0
オサレ値 3.0
総合評価 2.5
・聖文字:「N」
・その後:聖別により死亡
ロバート・アキュトロンは、銃を携える老紳士風の滅却師で、彼の能力は瞬間移動や速度に関連していると考察されていますが、具体的な詳細は不明です。
戦闘においては、能力が明確にされていないにもかかわらず、護廷の伝令を射撃で倒すなどの実力を見せつけています。
また、京楽春水が始解状態で油断している一瞬を突いて右目を打ち抜くなど、瞬発力と精密な射撃技術を持つことが示されています。
更に、ユーハバッハのように影の中から見えざる帝国の聖兵を召喚するなど、彼の能力範囲がどこまで及ぶのかは不透明な部分が多い滅却師です。
これらの事例から、ロバート・アキュトロンはその謎多き能力と戦闘技術で高い脅威を持つと同時に、彼の真のポテンシャルがどれほどであるかは未だ完全には解明されていません。
ロバート・アキュトロンは星十字騎士団の中で古参に値する存在感を持ち、ユーハバッハの聖別の恐ろしさを味方に警告する役割を果たしました。
終盤では、その冷酷さを訴えながら、聖別によって命を落とすという悲劇的な結末を迎えました。
彼の死は、ユーハバッハの非情さを象徴する出来事として、物語に深みを加えるものでした。
彼が京楽春水を相手に一時的に優位に立ったとはいえ、修行を経た白哉に瞬殺されるという事実は、彼の戦闘力が隊長格のトップランナーには及ばないことを示しています。
そのため、実力と影響力を総合的に評価して、ロバート・アキュトロンは第20位に位置付けられました。
この位置付けは、彼が示した戦闘能力と星十字騎士団内での役割を反映しています。
第19位「ニャンゾル・ワイゾル」
能力「紆余曲折(ザ・ワインド)」 3.5
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 2.0
脅威度 2.0
オサレ値 3.0
総合評価 3.0
・聖文字:「W」
・その後:千手丸に敗北し、命を落とす
ニャンゾル・ワイゾルは、ボサボサの長髪、物理的な二枚舌、そして舌足らずな話し方が特徴的な滅却師で、ユーハバッハが霊王宮への侵攻時に彼に帯同していました。
彼の能力「紆余曲折(ザ・ワインド)」は、本能的に敵の攻撃を捻じ曲げることで、どのような攻撃も彼を避けるように曲げるため、非常に高い防御能力を持っています。
この能力により、零番隊の一員である麒麟寺の攻撃がユーハバッハに届かないという描写があり、その防御性能が零番隊レベルに通じることを示しています。
ニャンゾルの能力は彼を直接的な戦闘から守りながら、重要な瞬間において重要な役割を果たすものであることが確認されています。
ニャンゾル・ワイゾルは、その防御力だけでなく、攻撃面でも非常に優れた能力を持っています。
彼の指に触れようとする相手は、ニャンゾルの指を避けるようにして体が両断されるという特異な現象が起こるため、攻守両面での有効性があります。
しかし、ニャンゾルの能力は「本能で見つけられる敵」に限定されており、それが彼の最大の弱点となりました。
作中で千手丸は、ニャンゾルの本能で認識するよりも速く攻撃を加えることに成功しました。
このような予測不能な攻撃を察知できなかったニャンゾルは、迅速に敗北を喫することとなります。
そのため、防御と攻撃の能力は高いものの、能力が作動する条件と身体能力の限界が明確であったため、総合的に評価してニャンゾル・ワイゾルは第19位に位置付けられました。
彼の能力は万能ではなく、特定の条件下でのみ極めて高い効果を発揮するという特性があるためです。
第18位「キャンディス・キャットニップ」
能力「雷霆(ザ・サンダーボルト)」 3.5
滅却師完聖体※名称不明 3.0
貢献度 3.0
脅威度 3.0
オサレ値 3.0
総合評価 3.0
・聖文字:「T」
・備考:バンビーズ
・その後:生存
キャンディス・キャットニップは、星十字騎士団の軍服を露出の多いへそ出しやショートパンツに改造し、荒々しい口調が特徴の女性滅却師です。
彼女は雷を自在に操る「雷霆(ザ・サンダーボルト)」という能力を持ち、その力で広範囲を破壊し焼き尽くすことが可能です。
バンビエッタに次ぐ戦闘力を持つ純粋な戦闘員として、多くの平隊士を倒しています。
しかし、キャンディスの性格は怒りっぽく、頭に血が上りやすいため、戦略を練らずに感情的に行動することがしばしばあります。
このため、無策で一護と対峙した際には、その反撃に遭い返り討ちにされてしまいました。
このような性格的な欠点が、彼女の戦闘でのパフォーマンスを制限している部分があります。
キャンディス・キャットニップは、自身が放つ雷を直接武器として利用する技術を持ち、雷形の刀を使って一護と白兵戦を展開するシーンも見られます。
彼女は完聖体を習得したばかりであったにもかかわらず、その戦闘センスと能力の使いこなし方が高く評価されています。
しかし、キャンディスの気性の荒さと、戦況を冷静に判断する能力の欠如が彼女のパフォーマンスに悪影響を及ぼしました。
特に一護や白哉のような強敵に対しては、その力量差を見極めることができず、戦闘で圧倒的に不利な状況に立たされてしまいました。
その結果、彼女の攻撃性や破壊力を加味しても、第18位に位置付けられるに留まりました。
一方で、元々疲労状態にあった剣八を一時的に戦闘不能に追い込むなど、戦況を左右するような大きな功績もありましたが、その直後に一護に阻止されたため、最終的な成果を残すことはできませんでした。
このように、決定的な瞬間での結果を出せなかったのが、キャンディスの評価にとって致命的だったと言えるでしょう。
第17位「ジゼル・ジュエル」
能力「死者(ザ・ゾンビ)」 4.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 4.0
脅威度 3.5
オサレ値 3.5
総合評価 3.5
・聖文字:「Z」
・備考:バンビーズ
・その後:生存
ジゼル・ジュエルは、ゴキブリのような触覚を思わせる特徴的な黒髪を持つ滅却師で、その性別については明確にされていません。
彼女(または彼)の能力「死者(ザ・ゾンビ)」は、自身の血液を相手に浴びせることで、その相手を支配下に置きゾンビ化するというものです。
この能力は極めて強力で、戦場で倒れた護廷隊士の死体を再利用し、それを戦闘に用いることが可能です。
この非人道的な手法は戦術的には有効であり、多くの犠牲者を出しながらも戦況を有利に進めることができます。
ジゼルの能力は、敵だけでなく味方からも恐れられるほどで、その影響力と脅威度は非常に高いと評価されています。
このような背景から、彼女(または彼)は総合評価3.5として第17位に位置付けられています。
ジゼル・ジュエルは、その独特の能力「死者(ザ・ゾンビ)」を使って、星十字騎士団内でも特に冷酷で残忍な行動を展開しています。
彼(または彼女)はバンビエッタや冬獅郎、乱菊、六車、鳳橋といった隊長格のキャラクターをゾンビ化し、自らの兵隊として利用していました。
このような戦略により、多くの平隊士を含む多数の犠牲者を出し、戦場における存在感を強く示しています。
ジゼル自身も半不死身に近い耐久力を持ち、剣で斬られたり、心臓を貫かれても生き延びる能力を持っていました。
これにより、彼(または彼女)は非常に厄介な敵として扱われましたが、マユリによってその能力が解析されたことで最終的には撃破されてしまいます。
ジゼルのこのような特異な能力は、戦場での戦術的な有利さをもたらしましたが、その実体の非力さや最終的に能力を解析されたことを考慮すると、その評価はやや制限されます。
結果として、ジゼルは総合的に第17位に位置付けられることとなりました。
彼(または彼女)の能力は非常に強力である一方で、その実力は能力に大きく依存していることが明らかとなっています。
第16位「ミニーニャ・マカロン」
能力「力(ザ・パワー)」 3.5
滅却師完聖体※名称不明 0.0
貢献度 3.5
脅威度 3.5
オサレ値 3.0
総合評価 3.5
・聖文字:「P」
・備考:バンビーズ
・その後:生存
ミニーニャ・マカロンは長身で豊満な肉体を持ち、おっとりとした性格の女性滅却師です。
彼女は思ったことを率直に口にすることが特徴で、その無邪気な発言が印象的です。
彼女の能力「力(ザ・パワー)」は名前の通り非常にシンプルですが、その破壊力は非常に高く、石造りの家屋を軽く持ち上げて投げ飛ばすことができるほどです。
このような圧倒的な力を持つミニーニャは、修行後の白哉と戦い、瞬殺されることなく渡り合う実力を持っています。
その実力は同胞であるリルトットにも認められており、彼女の存在は星十字騎士団内でも重要視されています。
これらの要素を総合的に考慮すると、ミニーニャ・マカロンは星十字騎士団の中で非常に高い位置にあり、そのため第16位に位置付けられています。
彼女の能力は直接的で単純ながら、その効果は計り知れないほどの影響を戦場で発揮しています。
ミニーニャ・マカロンはその強大な力を駆使して平隊士を多く討ち取るなどの戦果を挙げていましたが、ペペの「愛」による洗脳を受けてしまい、敵味方の区別なく攻撃を行う事態に陥りました。
この出来事は、彼女が能力を感知または回避することができなかったことを示し、その後もペペに操られ続けたため、概念系能力への対抗手段が乏しいという弱点が露呈されました。
この点が評価の減点要因となり、ミニーニャは第16位に位置付けられました。
しかし、ミニーニャの全力発揮時はその肉体が筋肉ゴリラのように肥大化し、さらに強大な力を発揮するとされています。
この全力状態が発揮された場合、彼女の順位や脅威度はさらに上昇する可能性があります。
その真の力を戦場で完全に解放した場合の影響は計り知れず、これが実現すれば彼女の評価もさらに高まるでしょう。
第15位「ロイド・ロイド(弟)」
能力「貴方自身(ジ・ユアセルフ)」 3.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 4.0
脅威度 3.5
オサレ値 3.0
総合評価 3.5
・聖文字:「Y」
・備考:双子の弟
・その後:元柳斎に敗北後、ユーハバッハに殺害され死亡
ロイド・ロイド(弟)は、兄であるロイド・ロイド(兄)と同じ能力を持つ双子の弟であり、相手の姿形だけでなく記憶や精神までも真似ることができる非常に高度な変身能力を有しています。
彼はこの能力を用いて、物語の重要な場面でユーハバッハに成りすまし、元柳斎の足止めを行いました。
この行為は戦況に大きな影響を及ぼし、彼の貢献度を非常に高く評価される要因となりました。
しかし、その後元柳斎に敗北し、最終的にはユーハバッハ自身によって命を奪われるという運命を辿りました。
彼の能力は戦場での役割としては非常に有効であったものの、その生存と直接的な戦闘能力においては限界があったことから、総合評価は3.5となり、第15位に位置付けられています。
ロイド・ロイド(弟)の能力はユーハバッハの記憶と精神を模倣するものであり、この特異な能力により剣八を撃破するという著しい戦果を挙げました。
元柳斎との戦いでは始解状態で互角に渡り合うほどの実力を示し、彼の卍解に対抗することができなかったものの、その実力は非常に高いと評価されています。
また、エス・ノトなど他の星十字騎士団が一掃した業火に耐える描写もあるため、その耐久力も非常に高いことが示されています。
しかし、元柳斎の足止めを一任された後、ユーハバッハによって無慈悲にも葬られた結末は、彼の悲劇的な側面を浮き彫りにしています。
ユーハバッハから一言賞賛されたことは彼の貢献を認められた証拠ではありますが、その死は彼自身の落ち度ではなく、運命の残酷さを示すものでした。
これらの事実を総合的に考慮すると、ロイドの実力と貢献度からみても、第15位という評価は妥当であると言えるでしょう。
彼の能力は星十字騎士団の中でも特に注目すべきものであり、その影響力は彼の最終的な運命にもかかわらず、非常に高いものがあります。
第14位「マスク・ド・マスキュリン」
能力「英雄(ザ・スーパースター)」 3.0
滅却師完聖体※名称不明 3.0
貢献度 4.0
脅威度 3.5
オサレ値 2.0
総合評価 3.5
・聖文字:「S」
・その後:恋次に敗北し死亡
マスク・ド・マスキュリンはレスラーのような覆面を被り、筋骨隆々な体格の滅却師です。
彼の戦闘スタイルは、作中で唯一肉弾戦を主体にしており、その戦い方は他の滅却師とは一線を画しています。
彼の能力「英雄(ザ・スーパースター)」により、彼は驚異的な肉体的強さと回復力を誇ります。
一度目の侵攻で恋次をドロップキックでワンパンするなどの戦果を挙げ、二度目の侵攻では一角や弓親との戦いで檜佐木を戦闘不能に追い込み、さらに救援に来た六車や鳳橋を圧倒し、重傷を負わせました。
これらの行為により、彼は星十字騎士団の中でも顕著な戦果を挙げたと言えます。
しかし、最終的には恋次に敗北し、命を落とすことになりました。
彼の戦い方と能力は非常に目立つものでしたが、戦術の多様性に欠けることが敗北の要因となった可能性があります。
そのため、全体的な評価として第14位に位置付けられています。
マスク・ド・マスキュリンの能力「英雄(ザ・スーパースター)」は、付人のジェイムズからのエールを受けることによってパワーアップする独特のメカニズムを持っています。
彼は自らを英雄と称し、正義の味方のような口調を得意としながらも、激情に駆られると一転して暴君のような性格に変わり、言葉遣いも荒くなります。
この二面性が彼のキャラクターの魅力の一つですが、同時に彼の弱点とも言える部分です。
修行後の恋次との戦いでは、マスクの力では対抗できず、恋次の卍解によって最終的に消し炭となり死亡しました。
この敗北は、彼の力の限界を示すものであり、彼の戦術が単一に依存している点が露呈されました。
戦果を見ると、多くの席官や隊長格を撃破したことで高い貢献度を持っていますが、全体の実力としては星十字騎士団の中で中位と評価されるのが妥当です。
そのため、第14位の位置付けがされました。
また、ジェイムズが生存している間のパワーアップの可能性は、彼の能力のポテンシャルをさらに引き上げる要因であり、ジェイムズの存命下でのさらなる力の発揮は非常に興味深いところです。
彼らのコンビネーションによってマスクの真の力がどこまで高まるのか、その可能性を考慮すると彼の評価はさらに変動するかもしれません。
第13位「エス・ノト」
能力「恐怖(ザ・フィアー)」 4.0
滅却師完聖体「神の怯え(タタルフォラス)」 3.5
貢献度 4.0
脅威度 3.5
オサレ値 4.0
総合評価 4.0
・聖文字:「F」
・その後:ルキアに敗北し死亡
エス・ノトは長髪に棘を装飾した黒マスクで口元を隠し、死相を纏うような外見を持つ滅却師です。
彼の話し方は少し不安定でたどたどしい印象を与え、その不気味なキャラクターが際立っています。
彼の過去には聖別を受けて死にかけたという経験があり、そのため他の誰よりも死を深く恐れています。
この経験が彼の能力「恐怖(ザ・フィアー)」に深く影響しており、彼は光の棘を使って相手の恐怖心を刺激し、精神的に追い詰めて発狂させることができます。
この能力は相手の戦闘能力を大きく削ぎ、エス・ノト自身の戦略において非常に有効です。
最終的にはルキアに敗北し死亡しますが、彼の戦い方と能力は星十字騎士団の中でも特に際立っており、多くの敵を精神的に破壊することで戦果を上げました。
この点が彼の総合評価を押し上げ、星十字騎士団内で第13位に位置付けられる要因となりました。
エス・ノトの初侵攻における活躍は、その独特の能力「恐怖(ザ・フィアー)」を用いて多くの隊士を精神的に崩壊させ、さらに恋次の攻撃を静血装で防ぎ、白哉の卍解まで掠奪して戦闘不能の危篤状態に追い込むなど、極めて印象的でした。
彼の持つ異質なオーラとホラーテイストの演出は、作品において非常に強烈な印象を与え、恐怖によって戦場を支配する彼の描写は間違いなく物語を盛り上げる要素となっています。
しかし、エス・ノトの能力にはその効果が格上の敵には通用しないという限界があり、修行後の白哉やその恐怖心を克服した者たちには彼の能力はほとんど影響を与えられませんでした。
最終的にルキアに敗北し、彼の退場は星十字騎士団における彼の物語の幕引きとなりました。
隊長格に匹敵する実力を持ちながらも、修行後に超越者となった白哉などの存在には劣っていたことを考慮し、エス・ノトは総合評価として第13位に位置付けられるのが妥当です。
彼の特異な能力は多くの戦果を挙げましたが、最終的にはその能力の限界も明らかになりました。
第12位「ペペ・ワキャブラーダ」
能力「愛(ザ・ラヴ)」 4.0
滅却師完聖体「神の情愛(グドエロ)」 4.0
貢献度 3.0
脅威度 4.0
オサレ値 2.0
総合評価 4.0
・聖文字:「L」
・その後:マユリのゾンビ部隊に敗北後、リルトットに殺害され死亡
ペペ・ワキャブラーダは、笊のような入れ物に座り浮遊し、目玉の付いた錫杖を持つ肥満体系の滅却師です。
彼はその外見や振る舞いから、女性滅却師に嫌われ、ナックルヴァールにバケモノと呼ばれるなど、星十字騎士団内でも異色の存在です。
ペペの能力「愛」は、非常に強力であり、光線に当たった相手を無自覚のうちに従属させ、操ることができます。
この能力を利用して、彼は檜佐木を操り、白哉と敵対させることで仲間割れを引き起こしました。
さらにその場に居たミニーニャをも操り、リルトットとの同士討ちを狙うなど、彼の戦略は非常に狡猾で効果的でした。
しかし、ペペの最終的な敗北は、マユリのゾンビ部隊によるものであり、その後リルトットによって殺害されるという悲惨な結末を迎えました。
彼の能力は星十字騎士団の中でも非常に高い脅威を持っていましたが、その異常な性格や最終的な敗北は彼の評価に影響を与え、総合評価として第12位に位置付けられることとなりました。
彼の持つ能力のポテンシャルは、間違いなく星十字騎士団の中でも特に高いものでした。
ペペ・ワキャブラーダの能力「愛(ザ・ラヴ)」により、彼は斬魄刀を含む有機物を支配下に置くことができるため、その脅威性は非常に高いとされています。
斬魄刀が意志を持っているため、これを有機物と見なす彼の能力は、戦闘において非常に強力なアドバンテージを提供しました。
しかしながら、ペペ自身の戦闘能力は星十字騎士団の中で比較的低いとされ、特に既にゾンビ化された六車や鳳橋といった存在には彼の能力は通用せず、彼は迅速に撃破されてしまいました。
さらに、彼が手柄を得るために仲間を裏切った行為は、リルトットによる捕食という形での粛清につながり、彼の最期を決定づけました。
このような背景から、ペペの手柄のための仲間裏切りや本体の戦闘能力の低さは、彼の総合評価においてマイナスとされ、その結果第12位に位置付けられました。
しかし、ジゼルのゾンビにも「愛」が有効であるという発言や、ナックルヴァールから「バケモノ」と評されたことから、彼の能力の高さは確かであり、特異な存在として星十字騎士団の中でも注目されるべきキャラクターであることは間違いありません。
第11位「リルトット・ランパード」
能力「食いしんぼう(ザ・グラタン)」4.0
滅却師完聖体※名称不明 0.0
貢献度 3.0
脅威度 4.0
オサレ値 2.5
総合評価 4.0
・聖文字:「G」
・備考:バンビーズ
・その後:生存
リルトット・ランパードは小柄で少女のような外見の滅却師で、口は悪いものの、バンビーズの中では情報通としての役割を果たしており、戦況を冷静に判断し、戦略的な動きを取ることができる優秀な司令塔です。
彼女の持つ審美眼によって、状況を正確に評価し、効果的な対応を行う能力は特筆すべきです。
彼女の能力「食いしんぼう(ザ・グラタン)」は、その名の通り食事に関連したものと思われるが、具体的な能力内容や戦闘における使用方法は作中で明確にされていない。
しかし、その独特な能力とバンビーズとしての彼女の行動は、星十字騎士団内で高い評価を得ています。
特に、ユーハバッハの指令には忠実に従い、特記戦力として警戒される相手に対しても積極的に対抗。
バンビーズと協力して剣八を一時的に戦闘不能に追い込むなど、彼女の戦果は星十字騎士団の中でも顕著です。
全体として、リルトットは星十字騎士団の中でも異色ながらも確実な実力を持つキャラクターとして第11位に位置づけられています。
その能力と行動は、彼女が持つ潜在的な脅威と戦略的重要性を十分に示しています。
リルトット・ランパードは、その見た目とは裏腹に、非常に高い戦闘能力を持っています。
彼女が修行後の朽木白哉とも怯まずに対峙できる実力を持っていたことは、星十字騎士団の中でも特に高い戦闘力を有していることを示しています。
彼女の能力「食いしんぼう(ザ・グラタン)」によって敵を生きたまま捕食し、その光景は彼女の可愛らしい少女の外見からは想像もつかないほどの残忍さを持っています。
この能力は食べた相手の能力を一時的に理解し行使することができるため、戦場で非常に便利で強力です。
しかしながら、ユーハバッハを裏切った際にペペの能力で攻撃しようとしたものの、それが通用しなかったことからも彼女の能力の限界が示されています。
リルトットは戦場での相手の実力を的確に分析し、白哉や一護といった明らかな格上の敵には無理に挑まないという慎重さも持っています。
これは彼女の戦略的思考能力の高さを示しており、ただ強いだけでなく賢い戦い方をするキャラクターであることが窺えます。
以上の点を踏まえて、リルトット・ランパードは星十字騎士団の中で第11位に位置付けられるのは妥当です。
彼女の実力は高く評価されるべきですが、最終的な勝敗に大きく影響する局面では限界があることも考慮されています。
星十字騎士団の強さランキングTOP10!
星十字騎士団の中でも特に強力な上位10名の滅却師は、それぞれが持つ滅却師完聖体や能力の特異性が顕著で、そのチート性が良い意味で強く際立っています。
これらのキャラクターは、戦闘において常識を超えた力を発揮し、敵を圧倒する能力を持っています。
それでは、圧倒的な力を持つ、チートに次ぐチートたちの栄えある上位10名を見ていきましょう。
彼らの存在は星十字騎士団の中でも特に目立ち、作品の中で重要な役割を果たしています。
第10位「キルゲ・オピー」
能力「監獄(ザ・ジェイル)」 4.5
滅却師完聖体「神の正義(ピスキエル)」 3.0
貢献度 4.0
脅威度 4.0
オサレ値 4.0
総合評価 4.0
・聖文字:「J」
・備考:狩猟部隊統括狩猟隊長
・その後:グリムジョーの奇襲を受け死亡
キルゲ・オピーは星十字騎士団の狩猟部隊の統括狩猟隊長として、その厳格なイメージと模範的な姿勢で滅却師たちの中でも印象的な存在でした。
彼の着用する典型的な軍服、テクノカットの髪型、そして丸眼鏡は彼の個性を際立たせ、強者としての貫禄を象徴しています。
彼の敬意を表す言葉遣いも、彼の人物像をより深く表しています。
キルゲはその固有能力「監獄(ザ・ジェイル)」で特に注目され、これは彼が相手を空間的に封じ込める強力な能力であり、敵の動きを完全に制限することができます。
また、彼の完聖体「神の正義(ピスキエル)」は、さらにその力を強化し、彼一人で多くの強敵を足止めすることができました。
特に、ハリベルの従属官3獣神との戦いや、一護や浦原喜助といった重要キャラクターとの戦闘では、彼の戦術と能力の高さが光りました。
その功績は滅却師側において非常に大きなものであり、星十字騎士団内でも最大の功労者の一人として評価されるにふさわしいです。
しかし、彼の物語はグリムジョーの奇襲によって突然の終焉を迎え、彼の可能性の全貌が明かされることなく終わってしまいました。
これが彼の記憶に残る理由となり、第10位の位置付けが妥当です。
キルゲ・オピーの能力と戦果は、星十字騎士団の中でも特に顕著で、彼の実力は際立っています。
彼の聖隷(霊子の集束能力)や、アヨンを取り込むことによる物理的パワーアップ、そして驚異的な再生能力は、他の滅却師とは一線を画しています。
これらの能力は、彼がただの人間を超えた存在であることを示しており、その生命力は驚愕ものです。
彼は破面側の従属官5名とアヨンを撃破し、特記戦力である黒崎一護を「監獄(ザ・ジェイル)」で封じ、黒腔に幽閉しました。
さらにもう一人の特記戦力である浦原喜助を負傷させるなど、一人で圧倒的な活躍を見せました。
これらの事実は彼の戦闘能力と戦術的思考の高さを示しています。
その一方で、彼の最期はグリムジョーの奇襲によるものであり、彼が持っていた異質の卍解を掠奪できない一護を足止めし続けたことは、ユーハバッハが自ら選んだキルゲの能力と実力があってこそです。
彼の能力は星十字騎士団の中でも高く評価され、第10位に位置付けるのは適切です。
しかし、彼がもっと支援を受けていた場合、あるいは状況が異なっていればさらに大きな活躍ができた可能性もあるため、彼のキャラクターは非常に惜しまれます。
彼の独立行動が彼の強さを示す一方で、彼の潜在的な可能性を完全には発揮できなかった側面もあります。
第9位「バンビエッタ・バスターバイン」
能力「爆撃(ジ・エクスプロード)」 4.5
滅却師完聖体※名称不明 4.0
貢献度 4.0
脅威度 4.0
オサレ値 3.5
総合評価 4.0
・聖文字:「E」
・備考:バンビーズ
・その後:狛村に敗北後、ジゼルに殺害されゾンビ化
バンビエッタ・バスターバインは美人で色気を持ちながらも、その性格は癇癪持ちで、特異な性癖の持ち主です。
彼女は欲求不満が高まると、イケメンの男性滅却師を殺害して発散するという恐ろしい一面を持っています。
彼女の能力「爆撃(ジ・エクスプロード)」は、彼女から放たれた霊子が触れたものを即座に爆弾に変えて爆発させることができます。
この攻撃は防御が困難で、一撃を受けるだけで大ダメージを受けるか、戦闘不能に陥るほどの驚異的な威力を持っています。
この能力により、バンビエッタは戦場での脅威度が非常に高く、多くの敵に重大な損害を与えました。
最終的に狛村に敗れ、その後ジゼルによってゾンビ化された彼女は、その悲惨な最後が彼女の物語の中で暗い影を落としています。
しかしながら、彼女の戦闘における影響力とその圧倒的な攻撃力は、星十字騎士団内で非常に高く評価されており、そのため彼女は第9位に位置付けられています。
彼女の存在は敵にとっては絶大な脅威であり、彼女の能力は戦場を左右するものでした。
最終的にジゼルによるゾンビ化という不運な運命に見舞われました。
バンビエッタ・バスターバインの滅却師完聖体「神の正義(ピスキエル)」は、その強化された能力によってさらなる破壊力を手に入れ、戦場での存在感を一層高めました。
彼女の翼が生え、空中からの攻撃が可能になったことで、彼女はまさに絨毯爆撃を行う戦闘機のように敵陣を蹂躙しました。
この能力により、バンビエッタは一体多数の戦いにおいても圧倒的な優位を保ち、周囲の被害を完全に無視することで全方位に爆撃を行うことができました。
この無差別な攻撃スタイルは、多くの平隊士を一瞬にして無力化し、狛村の卍解を掠奪するなどの重要な戦果を挙げました。
しかし、狛村の人化の術を会得したことにより、彼に追い詰められる形となり、最終的には自らの爆撃を至近距離で受けるという形で自滅しました。
この自滅は彼女の能力の一端を示しつつも、その危険性と限界をも露呈するものでした。
そのため、彼女の活躍と貢献度は大きいものの、その最後の自滅とゾンビ化という結果は彼女の評価を複雑なものにしています。
それでもなお、彼女の持っていた圧倒的な攻撃力と戦場での影響力は、星十字騎士団内でのランキング第9位に相応しいものであり、彼女の能力と影響は間違いなく高く評価されるべきです。
バンビエッタ・バスターバインの絶大な戦闘力とその破壊的な能力「爆撃(ジ・エクスプロード)」は、彼女を星十字騎士団内でも特に脅威的な存在にしていました。
彼女の能力は一度戦闘に入れば、その影響力は計り知れず、多くの敵を一掃する力を持っています。
しかし、バンビエッタの性格が高慢であり、そのプライドの高さが原因で内部に敵を作り、最終的には戦場で孤立するという結果につながりました。
この孤立は彼女自身の性格的な弱点が原因であり、その結果としてジゼルによる殺害、そしてゾンビ化という不名誉な最後を迎えることになりました。
この自滅的な結末は彼女の全体的な評価に影響を与え、星十字騎士団内でのランキングでも第9位となる要因となりました。
もしバンビエッタがもう少し味方との連携やチームプレイを重視していたならば、彼女の能力をさらに効果的に活用し、異なる結果をもたらすことができたかもしれません。
星十字騎士団の中での彼女の立ち位置は、その強力な能力と個性的な性格が相まって、複雑な評価を受けることとなったのです。
第8位「バズビー(ハザード・ブラック)」
能力「灼熱(ザ・ヒート)」 4.5
滅却師完聖体※名称不明 0.0
貢献度 4.5
脅威度 4.5
オサレ値 4.0
総合評価 4.5
・聖文字:「H」
・その後:ハッシュヴァルトに敗北し死亡
バズビーは、鶏冠のような立派なモヒカンとピアスが特徴的な男性滅却師で、そのガキ大将が大人になったような傲慢で勝気な態度が彼の攻撃的な性格をよく表しています。
彼の性格は彼の戦闘スタイルにも反映されており、非常にアグレッシブで直接的な戦い方を好みます。
彼の能力「灼熱(ザ・ヒート)」は、彼から放たれる炎が触れたものを焼き尽くす強力なもので、この能力によって多くの敵を一瞬で灰に変えることが可能です。
瀞霊廷侵攻時には、開幕早々に吉良を始めとする三番隊の席官を瞬殺し、その高い機動力と炎の能力によって圧倒的な戦果を挙げました。
また、元柳斎に焼き尽くされたナナナとエスノトを自らの炎で相殺させることで救助するなど、彼の炎能力は非常に高水準です。
しかし、その後ハッシュヴァルトとの対戦で敗北し、命を落とすことになりました。
バズビーの攻撃力は非常に高いものの、彼の傲慢な性格が災いし、最終的には同じ星十字騎士団の一員によって倒されるという皮肉な結末を迎えました。
それにもかかわらず、彼の星十字騎士団内での評価は非常に高く、そのため第8位に位置付けられています。
彼の存在は敵にとっては大きな脅威であり、彼の戦闘スタイルと能力は星十字騎士団内でも特に際立っていました。
バズビーの二度目の侵攻での活躍は、その非常に強力な「灼熱(ザ・ヒート)」能力により、卍解を失った冬獅郎と乱菊を手加減しながらも圧倒し、さらにその手加減した炎で護廷隊士を蹂躙するなど、彼の圧倒的な戦闘力を再び証明しました。
バズビーはその戦闘スタイルで、星十字騎士団内でも非常に強力な滅却師としての地位を確立しています。
しかし、バズビーの性格の問題が彼の総合評価に影響を与えています。
彼は非常に直情的で、自分が認めた者以外には従わない頑固さを持ち、石田に対する反発心や同胞との戦果の奪い合いにおいて致命傷を与えるような卑劣な行動を取ることがあります。
これらの行動は彼の協調性の欠如とともに、星十字騎士団内での彼の評価にマイナスの影響を与えています。
さらに、ハッシュヴァルトとの戦闘では、星十字騎士団の最上位の滅却師との間に明確な力の差が露呈しました。
これにより、バズビーの限界と星十字騎士団内での実力の序列が明らかになり、彼の位置付けが第8位となるのは妥当な評価です。
バズビーの戦闘能力は非常に高いものの、性格的な問題や最上位との力の差が彼の総合評価に影響を与えており、これが彼の評価を定める重要な要因となっています。
第7位「石田雨竜」
能力「完全反立(アンチサーシス)」 5.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 1.0
脅威度 4.5
オサレ値 4.0
総合評価 4.5
・聖文字:「A」
・備考:ユーハバッハの後継者候補
・その後:生存
石田雨竜は、ユーハバッハの後継者として見えざる帝国に加わり、星十字騎士団内で重要な役割を担っています。
彼の能力「完全反立(アンチサーシス)」は、敵の攻撃や効果を完全に反転させることができる極めて強力なもので、この能力だけで多くの戦闘を有利に進めることができます。
しかし、彼の完聖体は未だ発動されていないため、その全貌は不明です。
石田の滅却師としての貢献度は低く評価されていますが、これは彼が内部に潜入していたためであり、一護たちへの直接的な協力が少ないからです。
しかし、彼の脅威度は非常に高く、その能力が戦場でどれだけ影響力を持つかは計り知れません。
石田の行動は、ユーハバッハを討つという目的のもとに一人で敵地に潜入しました。
彼は一護たちに事前に話すことを避け、無茶をすることを避けるために単独で行動を選択しました。
この決断は彼の内面的な葛藤や、彼が一護たちとの関係において持つ複雑な立場を示しています。
石田雨竜の星十字騎士団内での位置は第7位であり、彼の能力と行動の影響力がこの評価に反映されています。
彼は敵としても味方としても予測不可能な要素を持ち合わせており、その存在は星十字騎士団内外で大きな影響を持っています。
石田雨竜の能力「完全反立(アンチサーシス)」は、その特性から星十字騎士団内でも特にユニークで強力です。
彼がユーハバッハから授かった聖文字「A」は、滅却師としての彼の潜在能力を最大限に引き出し、敵だけでなく同じ滅却師側からも脅威と見なされるほどです。
この能力により、ハッシュヴァルトさえも石田を「陛下の脅威になるかもしれない」と評価していました。
石田の能力は、指定した2点の間で起きた出来事を逆転させることができ、これにより彼は通常では考えられない戦術を展開することが可能です。
ハッシュヴァルトとの戦いでは、彼の「完全反立」を用いて負傷した傷を逆転させ、通常では傷つけることができないハッシュヴァルトにダメージを与えることができました。
しかし、ハッシュヴァルトの「世界調和」の能力との相性の悪さが露呈し、直接的な勝利には繋がらなかったものの、ユーハバッハの聖別による援護射撃を経て彼を倒すことに成功しました。
このような状況は、石田がどれだけ高いポテンシャルを持っているかを示しています。
彼の行動一つ一つが計算されており、非常に高度な戦術的思考を持っていることが分かります。
これらの点を踏まえると、星十字騎士団内での石田の評価は非常に高く、第7位という位置付けは彼の能力と戦略を適切に評価したものと言えるでしょう。
彼の存在は滅却師側にとっても、尸魂界にとっても大きな影響を与えるものであり、その影響力は計り知れないものがあります。
石田雨竜の滅却師側への潜入は、一護と彼の仲間たちにとって複雑な心境を引き起こしました。
彼が一護のメンタルに影響を与え、その結果として一護の集中力や決意に一時的に影を落としたのは、間接的ながらも石田の滅却師としての役割における貢献と言えるでしょう。
この行動は、石田が内部に潜入している間に繰り広げた心理戦の一環であり、彼の複雑な立ち位置を象徴しています。
石田が本気で滅却師側についた場合、彼の能力「完全反立(アンチサーシス)」は確かに突破が難しいものです。
この能力は、相手の攻撃や出来事を逆転させることができるため、一護にとっては戦いづらい相手となることは間違いありません。
石田が敵として全力を出した場合、彼を止めるには彼を一撃で屠るか、何らかの形で行動不能にする以外に方法がほとんどなく、これは彼が滅却師側で活動していた場合に最も厄介で強大な敵になり得たことを意味します。
このような状況は、石田が滅却師としてのポテンシャルを完全に発揮すると、星十字騎士団だけでなく、一護たち尸魂界の戦力にとっても計り知れない脅威となっていた可能性があることを示しています。
彼の戦略的な思考とその強力な能力が組み合わさると、戦場での彼の価値は計り知れません。
第6位「グレミィ・トゥミュー」
能力「夢想家(ザ・ヴィジョナリィ)」5.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 4.0
脅威度 5.0
オサレ値 4.5
総合評価 5.0
・聖文字:「V」
・その後:剣八を前に自戒し死亡
グレミィ・トゥミューは、フードを被った自信家の少年滅却師で、自らを星十字騎士団で最強と称します。
彼の能力「夢想家(ザ・ヴィジョナリィ)」は、彼が想像することを現実にすることができる極めて強力なものであり、その攻略はほぼ不可能に近いです。
彼はこの能力を使って、相手の骨をクッキーに変えたり、周囲を宇宙空間にして臓器を破裂させたりと、まさに異次元の攻撃を展開します。
しかし、この能力の使用は極めて危険であり、グレミィ自身の想像力が唯一の制限となります。
彼の能力が無限の可能性を持つ一方で、それが彼の破滅をも招くことになりました。
最終的には剣八との戦いの中で、彼自身の想像した「自分よりも強い存在」を創り出そうとしたことが原因で、自分自身を超える存在を想像し、その結果、自分が持つ力の制御を失い自戒し死亡します。
グレミィの位置付けが第6位であるのは、その圧倒的な能力の強さと、戦闘での脅威度が極めて高いためです。
彼の存在は星十字騎士団の中でも特にユニークであり、彼の戦い方と能力の使用は彼らの中でも際立っています。
しかし、その最終的な自滅は、彼の能力が持つ危険性と二面性を象徴しており、彼の評価を複雑なものにしています。
グレミィ・トゥミューの能力「夢想家(ザ・ヴィジョナリィ)」は、その無限の可能性にもかかわらず、彼の想像力と精神の安定性が制限となりました。
彼がただ相手の死を望むだけでそれが現実になるという事例は、彼の能力がいかに無制限でありながらも危険であるかを如実に示しています。
これにより、彼は滅却師側からも制御不能であると危険視され、初侵攻時にはユーハバッハによって銀架城に軟禁されるほどでした。
しかし、グレミィの最期はその圧倒的な能力の落とし穴を示すものでした。
彼は剣八と同じ強さを持つ存在を想像しましたが、それは彼自身の精神的、身体的なキャパシティを超えるものであり、結果的に自己崩壊という形で自滅しました。
この結果は、彼の想像力が如何に強力であっても、その力を制御することが如何に重要かを教えています。
このような事態は、剣八の圧倒的な強さに心理的に圧倒された結果とも言え、グレミィ自身の限界を明らかにしました。
そのため、彼の物語は非常に強力な能力を持ちながらも、最終的にはその能力によって自らを破壊するという、悲劇的なものとなりました。
これは彼の能力がもたらす「最強」という概念の皮肉な裏返しであり、彼の評価を複雑にする要因となっています。
グレミィ・トゥミューの戦い方は、彼の能力「夢想家(ザ・ヴィジョナリィ)」に依存しており、その能力が極めて強力であるため、星十字騎士団の中でも特に異質で規格外の存在です。
彼の戦いで注目すべき点は、剣八が非常に我慢強いという特性を持ちながらも、グレミィの攻撃が確かに有効であり、そのダメージの蓄積が剣八を一時的に戦闘不能に追い込んだという事実です。
この事実から、グレミィがどれだけ強力であるかが明らかになります。
グレミィの能力は、単に物理的な攻撃だけでなく、心理的、さらには存在そのものを操るレベルに達しており、彼が想像することが現実になるため、実際に相手の死を意識するだけで殺害することが可能です。
この点は、彼が戦場で非常に危険な存在であることを示しており、通常の死神では彼に対抗することは極めて困難です。
したがって、グレミィは星十字騎士団の中でも特に強力なメンバーとして位置付けられ、その能力は他の誰も持ち得ないものであるため、星十字騎士団内での彼の位置は非常に高いものとなっています。
彼の存在自体が、敵にとっては極めて大きな脅威であり、彼の想像力が制限されない限り、彼に対抗することはほぼ不可能と言えるでしょう。
第5位「ペルニダ・パルンカジャス」
能力「強制執行(ザ・コンパルソリィ)」 5.0
滅却師完聖体※未出 0.0
貢献度 4.0
脅威度 5.0
オサレ値 4.5
総合評価 5.0
・聖文字:「C」
・備考:親衛隊、霊王の左腕
・その後:ネムの強制細胞分裂加速器官を取り込み自滅し死亡
ペルニダ・パルンカジャスは、星十字騎士団親衛隊の一員で、その身体は霊王の左腕がそのまま肉体となっています。
ペルニダの能力「強制執行(ザ・コンパルソリィ)」は、彼が放つ神経を対象に打ち込むことで、対象の身体を無理やり折りたたむことができる非常に猟奇的で強力なものです。
この能力は、対象を自分の神経で制御下に置き、その身体を折り畳むことによって完全に機能停止させることができます。
ペルニダの戦闘スタイルは、相手を徹底的に支配し、その体を文字通り内部から破壊するという恐ろしいものです。
彼の脅威度はこの能力により非常に高く、多くの敵にとって直接的な脅威となり得るだけでなく、その異常さによって精神的な恐怖を与える効果もあります。
しかし、ペルニダの最期は、自らの能力の制御を失い、ネムの強制細胞分裂加速器官を取り込んだ結果、自滅してしまいます。
この事態は、彼の能力が非常に強力である一方で、その力を完全にコントロールすることの難しさを示しています。
ペルニダの存在は星十字騎士団の中でも特に異色であり、その異様な能力は読者にとっても非常に強い印象を残すものでした。
これらの点を踏まえると、ペルニダは星十字騎士団の中でもトップクラスの脅威として第5位に位置づけられるのは妥当です。
彼の能力とその最後の戦いは、彼がいかに強力かつ危険な存在であったかを明確にしています。
ペルニダ・パルンカジャスの能力は、その多様性と適応性においても星十字騎士団内で特筆すべきものがあります。
彼の主な能力「強制執行(ザ・コンパルソリィ)」は、直接的な身体操作に留まらず、滅却師としての基本技能である神聖滅矢にも応用されています。
この神聖滅矢に強制執行の効果を組み合わせることで、ペルニダは着弾した瞬間に神経操作を行い、即座に相手を制御下に置くことが可能です。
また、神経を飛ばして自ら誘導するセルフ誘導機能も持ち合わせており、これにより遠距離攻撃の精度と致命性が飛躍的に向上しています。
ペルニダの戦績には、零番隊の殺害や、尸魂界の最高戦力とされる剣八や最高頭脳のマユリを戦闘不能に追い込むなど、星十字騎士団の中でも顕著な功績を残しています。
これらの功績は、彼の戦闘スタイルと戦術がどれだけ尸魂界にとって脅威であったかを明示しています。
ペルニダの能力は初見では対処が困難で、その複雑さが相手にとって予測不可能な要素を持っています。
彼の神経を飛ばす技術は、遠距離からでも相手を支配下に置くことが可能であり、白兵戦では自分の神経に自ら触れさせることによって相手を制御することができます。
これにより、ペルニダに対抗できる死神は非常に限られており、その能力は星十字騎士団内でも異例のものとなっています。
ペルニダの戦術と能力の組み合わせは、彼を星十字騎士団内で非常に高い位置に位置づける理由の一つであり、彼の脅威度と貢献度が高い評価を受ける根拠となっています。
第4位「アスキン・ナックルヴァール」
能力「致死量(ザ・デスディーリング)」 5.0
滅却師完聖体「神の毒見(ハスハイン)」 5.0
貢献度 5.0
脅威度 5.0
オサレ値 5.0
総合評価 5.0
・聖文字:「D」
・備考:親衛隊
・その後:グリムジョーに心臓を取られ死亡
アスキン・ナックルヴァールは、「致命的」という口癖が印象的で、非常に思慮深く、計算高い性格の滅却師です。
彼は星十字騎士団の親衛隊に属しており、その能力と知性は他のメンバーと一線を画しています。
アスキンの能力「致死量(ザ・デスディーリング)」は、彼が摂取または接触した任意の物質の致死量を計測し、それを操作して猛毒に変換する能力です。
この能力により、彼は血液や体内の任意の物質、さらには霊圧さえも致死量の毒に変えてしまうことができます。
これにより、彼は相手を致命的な状況に追い込むことが可能であり、実際に多くの強敵を倒しています。
また、アスキンの滅却師完聖体「神の毒見(ハスハイン)」は、彼の能力をさらに拡張し、摂取または接触したすべての物質の致死量を一瞬で調整し、自身の耐性を調整することで、事実上の不死身状態に近づけます。
この完聖体は、彼が直接的な物理的攻撃を受けてもほとんど影響を受けないようにするため、彼を倒すためには極めて特殊な手段を要することになります。
アスキンの戦術と能力の組み合わせは、彼を非常に高い位置に位置づけており、彼の戦略的な思考と戦闘スタイルは彼の脅威度をさらに高めています。
しかし、最終的にはグリムジョーの予測外の攻撃によって心臓を取られ、彼の命を落とすこととなりました。
彼の死は、彼の能力が如何に強力であっても、予期せぬ状況下での脆弱性を露呈する形となりました。
アスキン・ナックルヴァールの能力と戦術の運用は、彼の脅威度を星十字騎士団の中でも特に高くしています。
彼の「致死量(ザ・デスディーリング)」の能力を利用した広範囲の領域型毒エリア「毒入りボール」は、霊子を特定してそのエリア内に入った者を霊子中毒に陥らせることで、効率的に敵を戦闘不能に追い込むことができます。
この毒エリアは戦闘中にその範囲や強度を拡大・変異させることが可能で、アスキンの戦闘スタイルにおいて非常に効果的な武器となっています。
アスキンの生命力の高さも特筆すべき点で、他の親衛隊メンバーよりも高い生命力を持っているため、王悦の攻撃を即死せずに耐えることができた唯一の親衛隊メンバーであることが、その耐久性の高さを示しています。
さらに、アスキンの貢献度は霊王宮での黒崎一護一行の足止めや戦闘不能に追い込む活躍にも現れています。
彼は浦原や夜一といった作品内の強力なキャラクターと連戦し、それら全てを返り討ちにするという非常に高い戦闘能力を示しています。
この実績は、アスキンがいかに計画的かつ戦術的に戦うかを物語っており、彼の戦略的な思考と能力の使用は、星十字騎士団内での彼の地位を確固たるものにしています。
このように、アスキン・ナックルヴァールはその独特な能力と戦術で星十字騎士団の中でも際立った存在となっており、彼の影響力は作品全体においても大きなものがあります。
彼の戦い方と戦略的な動きは、敵にとっては計り知れない脅威であり、同時に彼の研究と分析に基づく戦術は彼を星十字騎士団の中でも特に危険な存在にしています。
アスキン・ナックルヴァールの戦術的なアプローチとその後の影響は、彼が持つ特異な能力の深い理解を示しています。
彼の作成した「毒入りボール」は、彼の死後も効果を発揮し続けることで、敵対者を戦闘不能に追い込む最終的な手段として機能しました。
この能力が彼の死後も継続することは、彼が設計した戦略の緻密さと、その計画の持続性を強調しており、彼が星十字騎士団の中でも特に計略に長けたメンバーであることを証明しています。
アスキンがキルゲと並んで星十字騎士団の中で足止めの役割を果たしたことは、彼がどれだけ戦略的な価値を持っていたかを示しています。
彼の「毒入りボール」は、敵を確実に制圧するための強力なツールであり、戦場において彼の存在を無視することはできませんでした。
しかしながら、アスキンの慎重な性格と戦闘行為への消極的な姿勢は、場合によっては彼の効果を減じる原因となりました。
彼は不必要な戦いを避ける傾向があり、戦闘においてヒートアップするまでに時間がかかるタイプであったため、より積極的な戦いを求める状況では彼の戦術が最大限に発揮されないこともありました。
この点が彼の全体的な評価においてマイナスとなり、彼が星十字騎士団内で第4位と評価される一因となっています。
アスキン・ナックルヴァールはその独自の能力と戦術的な洞察力で星十字騎士団の中でも際立った存在であり、彼の戦略的な価値は彼が星十字騎士団内でどれだけ重要な役割を果たしていたかを明確にしています。
第3位「リジェ・バロ」
能力「万物貫通(ジ・イクサクシス)」 5.0
滅却師完聖体「神の裁き(ジリエル)」 5.0
貢献度 5.0
脅威度 5.0
オサレ値 5.0
総合評価 5.0
・聖文字:「X」
・備考:親衛隊
・その後:七緒の八鏡剣に敗北し分裂、吉良に討伐され死亡
リジェ・バロは、星十字騎士団親衛隊の中でも特に独特な存在で、彼の能力「万物貫通(ジ・イクサクシス)」は彼を非常に高い脅威として位置付けています。
この能力は、射線上に存在するあらゆる物体を貫通することができる強力なもので、彼の狙撃は霊子の弾で直線的に敵を打ち貫きます。
作中では、この能力により防ぐことができる者は誰もおらず、彼の攻撃はほぼ確実にターゲットに命中しました。
加えて、彼の滅却師完聖体「神の裁き(ジリエル)」はこの能力をさらに強化し、その攻撃範囲と貫通力を極限まで引き上げます。
この状態でのリジェは、ほとんどの防御を無視して敵を一掃することが可能で、彼の存在は戦場でのバランスを大きく変えるほどです。
しかし、リジェの最後は、七緒の八鏡剣に敗北し、その強力な能力も分裂状態に陥ってしまいました。
その後、吉良によって討伐されることで彼の戦いは終わりを迎えました。
この結末は、いかに彼が強力であったとしても、特定の戦略に対しては脆弱性を露呈することがあるということを示しています。
リジェ・バロの総合評価が非常に高い理由は、彼の攻撃能力の極致と戦略的な価値にあります。
彼は親衛隊の中でも際立った存在であり、その致命的な能力は彼を星十字騎士団の中でもトップクラスの脅威として位置づけています。
彼の戦い方は、彼がどれだけ戦術的かつ計算された攻撃を行っていたかを示しており、その能力の危険性と効果的な使用法は、彼が星十字騎士団内でどれだけ重要な役割を果たしていたかを強調しています。
リジェ・バロの能力「万物貫通(ジ・イクサクシス)」は、文字通りその名の通り、あらゆる物質を貫通する驚異的な攻撃力を持ち、その中でも特に戦闘時に左目を開くことでその能力は極限まで増幅されます。
この状態でのリジェは、射線上のあらゆる障害物を問わず、直線的にターゲットを貫通させることができるため、基本的にはどんな防御手段を用いても彼の狙撃から逃れることは不可能です。
リジェが眼を三度開いた後は、その効果が永続的になり、両眼を開いた状態では彼の攻撃を防ぐことはさらに困難になります。
この状態では、「万物貫通」の真髄を体現し、どんな物質であっても容赦なく貫通し、敵の攻撃を無効化します。
これにより、リジェはただでさえ高い攻撃力をさらに無敵のレベルにまで引き上げることができるのです。
彼のこの能力は京楽や王悦のような強敵でさえも直接的な脅威となり、その貫通力によって致命的なダメージを与えることが可能です。
王悦が彼の能力の餌食となり、胸を射貫かれて殺害された事件は、リジェの戦術とその能力が如何に恐ろしいかを物語っています。
リジェ・バロの「万物貫通(ジ・イクサクシス)」は、その単純ながら圧倒的な効果で星十字騎士団の中でも特に恐れられる能力であり、彼がトップクラスの脅威として評価される理由の一つです。
彼の戦術的な知識とこの能力の組み合わせは、戦場で彼をほぼ無敵の存在にしています。
リジェ・バロの「万物貫通(ジ・イクサクシス)」という能力は、その絶対的な攻撃力で多くの敵を圧倒しましたが、その結末は典型的な「チート能力の持ち主の落とし穴」を示しています。
彼は席官クラスの敵を一撃で倒す能力を持ち、京楽すら戦闘不能に追い込むほどの力を見せつけましたが、七緒の八鏡剣によってその能力が跳ね返され、結果的に自滅するという皮肉な結末を迎えました。
この出来事は、いかに強力な能力を持っていても、その力が逆に自分に返ってくる可能性があることを示しています。
さらに、リジェはその個性的な言動で「BLEACH」内での流行語を数多く生み出しました。
「チョコラテ・イングレス(だるまさんがころんだ)」というスペイン版の遊びの名を言い放ったり、霊子化した鳥のように変異した後に「罪深き者を見続けると目が乾く」といったセリフは、彼のキャラクターのユニークさを際立たせています。
これらのセリフは、彼の戦闘面だけでなく、エンターテインメント面での貢献も大きく、作品内で彼の存在感を一層強調するものとなっています。
リジェ・バロはその極めて強力な能力と、独自のキャラクター性で「BLEACH」の物語において印象深い役割を果たしました。
彼の戦術、能力、そして彼の言葉は多くのファンに記憶され、彼の存在がどれほど作品に影響を与えたかがわかります。
彼の物語は、強力な力の持ち主が直面する複雑な課題と結末を象徴的に描いており、その教訓は多くの視聴者にとって印象に残るものです。
第二位「ジェラルド・ヴァルキリー」
能力「奇跡(ザ・ミラクル)」 5.0 滅却師完聖体「神の権能(アシュトニグ)」 5.0 貢献度 5.0 脅威度 5.0 オサレ値 3.0 総合評価 5.0
・聖文字:「M」
・備考:親衛隊、霊王の心臓
・その後:ユーハバッハの聖別により死亡
西洋の闘士を思わせる装いを持つ力強い滅却師、ジェラルド・ヴァルキリーが第二位に選ばれました。
彼の持つ「奇跡(ザ・ミラクル)」は、受けた傷を神の尺度に変えることで、より強力で巨大な形態へと進化を遂げる能力で、最終的には十刃のヤミーよりも大きな巨人形態へと成長しました。
ジェラルドの困難さは、彼の能力「奇跡(ザ・ミラクル)」に由来します。
この能力は、どんな攻撃を受けても、能力が作動するたびに回復し、同時に体格が巨大化することで、彼の破壊力が増すシステムが無力感を与えます。
巨大化後のジェラルドは、単なる一撃や踏みつけが通常サイズの死神に対して致命的な傷を与えるほどになり、霊王宮の地盤を破壊することで歩く災害と化しました。
この状態で平子や他の隊長級を容易く撃退しています。
一方で、剣八、白哉、冬獅郎の三名が共闘しても、彼の完聖体を引き出すのがやっとであり、隊長3名が卍解を連発してようやく倒したかと思いきや、完聖体から霊子化へと進行し、もはや倒す手段がない真の怪物へと進化しました。
戦いが最も激しくなった時、ユーハバッハが聖別を行ったため、ジェラルドは霊子を全て吸収され、骸骨になって死亡し、唐突に退場しました。
ジェラルドはまた、霊王の心臓とも称されていたため、ユーハバッハが彼を聖別で撃破しなければ、尸魂界に及ぼす損害の大きさは計り知れないものであったと思われます。
ジェラルドの単独での脅威性は、星十字騎士団の中でも随一かもしれません。
第一位「ユーグラム・ハッシュヴァルト」
能力「世界調和(ザ・バランス)」 5.0 滅却師完聖体※未出 0.0 貢献度 5.0 脅威度 5.0 オサレ値 4.0 総合評価 5.0
・聖文字:「B」
・その後:ユーハバッハの聖別により死亡
最高の栄誉を誇る第一位は、星十字騎士団の団長であり最高位に位置する、金髪ロングでイケメンな滅却師、ユーグラム・ハッシュヴァルトです。
ユーグラム・ハッシュヴァルトが持つ「世界調和(ザ・バランス)」の能力は、あらゆる不運を敵に移すことができます。
この能力により、石田の完全反立から受けたダメージさえも相手に反射し、自身の傷は「身代わりの盾(フロイントシルト)」を通じて転写されて完全に回復します。
これにより攻撃と防御が一体化した完璧なキャラクターが完成しました。
さらに、ユーハバッハが眠っている間、ユーグラム・ハッシュヴァルトは代行者として「全知全能(ジ・オールマイティ)」を使用することができます。
ユーハバッハには及ばないものの、未来を予見するこの能力は、すでに星十字騎士団で最強とされるハッシュヴァルトの能力をさらに強化しています。
作中で石田に警戒心を持ちながらも、他の星十字騎士団メンバーと同様に侵攻中に顕著な戦果を挙げることはありませんでしたが、一護の斬月を軽々と破壊するなど、重要な場面でその卓越した実力を発揮していました。
しかし、ユーハバッハの監視下であっても、戦意のない護廷隊士に対しては不必要な殺戮を行わないという姿勢を持っており、滅却師の中でも独自の価値観を持っています。
さらに、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」では、その価値観がさらに深く掘り下げられています。
ユーグラム・ハッシュヴァルトが生き残った星十字騎士団のメンバーを回収し、治療を行うよう側近に指示していたことが明らかになり、彼の性格が恐怖を用いた支配には向いていないことが示されています。
また、ユーグラム・ハッシュヴァルトには「霊子の集束」を用いることができない体質があり、そのために霊子兵装を生成できないという唯一の弱点があります。
しかし、この特性が彼にユーハバッハと同様に力を他者に分け与える能力をもたらしているため、見えざる帝国内でユーハバッハに次ぐ実力者としての地位を確立しています。
ただし、物語中でユーグラム・ハッシュヴァルトは石田への固執が強すぎて、彼の真の力を完全に発揮することができませんでした。
もしスピンオフが制作されるなら、ハッシュヴァルトの全力を見る機会を持てるかもしれませんね。
殿堂入り「ユーハバッハ」
能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」 5.0 滅却師完聖体※不明 0.0 貢献度 5.0 脅威度 5.0 オサレ値 4.5 総合評価 5.0
・聖文字:「A」
・その後:一護に敗北後、ユーハバッハの遺骸が次の霊王として奉られる
厳密に星十字騎士団には属さないものの、滅却師の祖であり首領のユーハバッハは、複雑な性質を持つ団員を統率し、ランキング内のメンバーに直接聖文字を与えた人物です。
そのため、ハッシュヴァルトをも上回る力を持ち、団員の中で最も高い地位にいます。(※ジェラルドとペルニダは除外)
ユーハバッハの血が全ての滅却師に流れているため、彼は聖別を通じて力を奪ったり与えたりすることができます。
この能力により、彼が望むタイミングで滅却師から力を取り去ることが可能で、その結果、全ての滅却師はユーハバッハに対抗することはおろか、彼と対等に立つことすらできません。
さらに、ユーハバッハは聖別によって力を与えた者を復活させることもできます。彼の持つ能力は以下の通りです
1. 力を分け与える
2. 力を吸収し強化する
3. 未来を改変する
このような圧倒的な能力の集合体を持ち、さらに改変能力によって死んだ後も再び生き返ることが可能です。
このため、どんな努力をしても倒す手段がない敵でした。
ユーハバッハの戦功は、尸魂界の二大戦力である山本元柳斎重國と兵主部一兵衛を削ぎ落とし、さらに霊王を取り込むことに成功したことにあります。
これだけの功績は、三界を含む世界規模での脅威として認識されています。
メダリオンの配布や特記戦力として警戒した五人の選定など、ユーハバッハが採用した戦略は彼の類まれな観察力を示しています。
これらは彼の能力の高さを物語っているはずです。
しかし、ユーハバッハが霊王護神大戦の最大の功労者である一方で、彼の行動が敗戦を決定づける大きな原因ともなったのではないでしょうか。
ユーハバッハは、なぜか聖別を用いて自軍の最大戦力であるはずの親衛隊の二人を殺害し、さらには腹心であるユーグラム・ハッシュヴァルトをも命を奪うという行動に出ました。
この聖別が原因で、当時優勢だった滅却師側の勢力は急速に瓦解してしまいます。
さらに、ユーハバッハは自らの敗北をもたらす未来を見ていたにも関わらず、それをハッシュヴァルトが見せた夢と勘違いし、情けない最期を迎えることとなりました。
これらの行動からも、ユーハバッハは最強である一方で、重大なミスを犯すことから「永久殿堂入りのドジっ子」とも言える存在です。
星十字騎士団の強さランキングのまとめ
・堂々の第1位はユーグラム・ハッシュヴァルト
・上位はユーハバッハの親衛隊によって独占されています
・ランキング下位でも、少なくとも隊長格に匹敵する実力を持つメンバーが揃っています
これまでに紹介してきたように、星十字騎士団のメンバーはそれぞれに卓越した能力と特色を持ち、その強さは多岐にわたります。
この多様なキャラクターを一貫して魅力的に描き分ける久保帯人先生の画力と創造力、詳細にわたる設定構築のセンスには、ただただ感服するばかりです。
上位を詳しく見ると、ユーハバッハから直接聖別を受けた親衛隊が力を再分配され、その結果能力が強化されています。
このため、他の星十字騎士団メンバーと比較しても明らかに実力の差が生じています。
この親衛隊に次ぐ実力者たちも団員の中では異質で際立っており、トップ10以下の滅却師たちも隊長格に匹敵する実力を持っています。
これにより、ランキングの下位であっても決して弱いわけではないことが明らかになります。
この事実は、星十字騎士団の全メンバーが非常に高い戦闘能力を持っていることを改めて示しています。
上位の能力が必ずしも下位に通用するわけではなく、また下位の能力が上位に効果を示すこともあります。
このため、キャラクター間の相性によっては、ランキングがひっくり返る可能性もあるでしょう。
ただし、多くの場合、能力に頼るキャラクターはその能力が打開されるだけで敗北してしまうことが多いです。
そのため、実力と能力が十分に備わっている上位の勢力が有利であるという点は変わらないでしょう。
このバランスが、「BLEACH」の戦闘シーンの魅力をさらに引き立てています。