「ズタズタのギッタギタ」「メッタメタのギッタギタにしてやる」のセリフは『ドラえもん』のジャイアンがのび太に対してよく言っている言葉です。
擬音語みたいな「ズタズタ」「メッタメタ」「ギッタギタ」ですが、どういう意味なのかについてまとめました。
ジャイアン「あいつをズタズタのギッタギタにしてやる」「メッタメタのギッタギタ」の意味
「ズタズタのギッタギタ」「メッタメタのギッタギタ」と言うジャイアンの言葉は、あいつ(のび太)を「ぼこぼこにする」といった意味合いで、のび太がジャイアンのことを怒らせた場合に言う言葉です。
のび太が殴られる前の言葉であり、ジャイアンが怒り心頭した時の言葉でもあります。
ズタズタの意味・由来
ズタズタは国語辞典では「細かく切れ切れになるさま」と意味が掲載されています。
メッタメタの意味・由来
メッタメタの『メッタ』は
- 滅多打ちの『滅多』
- めったやたらの『めった』
にかかっていると考えられます。
滅多打ちの意味は「めちゃくちゃに打つさま」「激しく打つこと」なので、メッタには「めちゃくちゃ」「激しく」という意味が込められていると考えられます。
ギッタギタの意味・由来
ギッタギタはオノマトペ「ぎたぎた」が由来しているものと考えられます。
オノマトペは状態や感情、あるいは動物の鳴き声や物音を、模倣したもののこと。
「ぎたぎた」は脂ぎっていて、ひどくねばりつくさま。落ち着かないで騒ぎ立てるさまの時に使われます。
ズタズタのギッタギタ・意味は?
先述の通り、
ズタズタ…細かく切れ切れにするさま
ギッタギタ…脂ぎって粘りつくさま・落ち着かないで騒ぎ立てるさま
の意味があるので、のび太のことを
『細切れ肉のようにしてやる』
といった殺意ある意味にも捉えることができます。
メッタメタのギッタギタ・意味は?
先述の通り、
メッタメタ…めちゃくちゃに打つ・激しく打つこと
ギッタギタ…脂ぎって粘りつくさま・落ち着かないで騒ぎ立てるさま
の意味があるので、のび太のことを
『ミンチ肉のようにしてやる』
といった殺意ある意味にも捉えることができます。
ジャイアン「メッタメタのギッタギタにしてやる」のセリフは何巻?
漫画『ドラえもん』の単行本の何巻にジャイアンのセリフ「メッタメタのギッタギタにしてやる」が書かれているのか?
実はアニメ特有のセリフで、漫画には掲載されていないです。