伊黒小芭内、鬼滅の刃の蛇柱の首には、いつも白い蛇の鏑丸がいることで知られています。
彼の感情を代弁するかのように、鏑丸は非常に表情豊かです。
実際には、鏑丸は伊黒にとってかけがえのない友であり、戦闘では信頼できるパートナーです。
本記事では、鏑丸の魅力に迫ります。
伊黒と鏑丸の特別な出会い、常に一緒にいる理由、表情豊かな理由、最終決戦後の様子について詳しく解説します。
興味が湧いた方は、ぜひこの記事をご覧ください。
伊黒小芭内と鏑丸の特別な出会い
伊黒小芭内は、女性しか生まれない特異な家系に属しており、長年、座敷牢で孤独な生活を送っていました。彼が12歳のとき、初めて外の世界へ出る機会が与えられたその日、自身が未来に蛇の姿をした鬼に食べられる運命にあることを知ります。この衝撃的な真実を知った伊黒は、座敷牢を脱出し自由を求める決意を固めました。
運命の出会いと脱出
蛇の鏑丸が伊黒の座敷牢に迷い込んだのは、ちょうど伊黒が脱出を計画していた時期でした。この偶然が二者の強い絆を築くきっかけとなります。伊黒は鏑丸を深く信頼し、共に脱出する際に彼を連れて行く決断をしました。それ以来、二人は親密な存在となり、現在に至るまで共に行動しています。
鏑丸の表情豊かな性格
伊黒小芭内は普段から怒りの表情をよく見せますが、喜びや悲しみを表すことは少ないですね。しかし、彼の側にいる鏑丸は、伊黒の感情を表すかのように様々な表情を見せることで知られています。
伊黒と鏑丸の異なる対応
伊黒と炭治郎の関係は、無惨との戦いで協力するまでは少し距離がありました。伊黒は炭治郎に対して厳しく、稽古の際も彼を認めることなく、しばしば批判的でした。一方、鏑丸は炭治郎に対して敵意を示すような表情を見せていたことがあります。
胡蝶しのぶに対しては、伊黒とは異なり、鏑丸は彼女の美しさに心を奪われ、愛らしい表情を見せることが多いです。これはしのぶが柱の中で比較的腕力が弱いにも関わらず、技術的な話で盛り上がる二人の関係性を象徴しています。
感情豊かな鏑丸の反応
甘露寺蜜璃に対しても、鏑丸は特別な感情を抱いているようで、彼女の行動に対して複雑な表情を見せることがあります。特に、上弦の肆・鳴女との戦いでの甘露寺の果敢な行動には、伊黒が通常の嫌味なしに優しく注意を促していた一方で、鏑丸は渋い表情をしていました。
無惨との戦いで犠牲になった隊士たちを見て、鏑丸は涙を流す姿が見られました。これは鬼殺隊が彼にとってどれほど特別な存在であるかを物語っています。甘露寺が瀕死の状態で目を覚ました後、鏑丸は彼女のそばを離れず、伊黒とともに感動的な最後を迎えました。
伊黒と鏑丸の深い絆の理由
伊黒小芭内は常に鏑丸と共にいますが、これは単に仲が良いからだけではありません。実は伊黒は右目の視力が非常に弱く、戦いの際には鏑丸が重要なサポート役を務めています。このため、彼らは戦闘中も常に一緒に行動しているのです。
最終決戦での協力と鏑丸の役割
無惨との最終決戦では、伊黒が両目の視力を失う大きなダメージを受けました。しかし、鏑丸が周囲の状況を正確に伝えることで、伊黒は見えない中でも敵の攻撃を巧みにかわし、反撃を加えることができました。無惨は鏑丸のこの能力に気づき、非常に憤りを感じていました。
また、戦いの最中、炭治郎から愈史郎の血鬼術の札を受け取った際も、鏑丸は迅速にそれを受け取り、伊黒と視界を共有しました。このことから、鏑丸の知能が高いことがうかがえます。
最終決戦後の新たな生活
伊黒は無惨との戦いで命を落とすも、鏑丸は生き延びることができました。その後、伊黒と親しかった不死川実弥によって鏑丸は一時的に保護されますが、不死川が蝶屋敷でカナヲと会った際に彼女に引き渡されました。カナヲも最終決戦で重大なダメージを受け、視力に問題を抱えるようになっていましたが、鏑丸が彼女の新たなサポート役として適任であることが期待されています。