鬼の始祖「鬼舞辻無惨」が作り出した直属の部隊『十二鬼月』。
無惨から多くの血を分け与えられ、それに耐えられる強い鬼だけが「十二鬼月」として選ばれます。
特に上弦の鬼は、鬼殺隊の柱3人分の実力があると言われており、鬼殺隊も彼らを倒すのに大変苦戦しました。
今回は、『鬼滅の刃』に登場する十二鬼月がどの順番で死んでいったのか、その経緯と理由を併せてご紹介します。(※以下ネタバレ注意)
十二鬼月が死亡した順番
死亡順
階級 | 名前 |
---|---|
下弦の伍 | 累 (るい) |
下弦の陸 | 釜鵺 (かまぬえ) |
下弦の肆 | 零余子 (むかご) |
下弦の参 | 病葉 (わくらば) |
下弦の弐 | 轆轤 (ろくろ) |
下弦の壱 | 魘夢 (えんむ) |
上弦の陸 | 堕姫・妓夫太郎 (だき・ぎゅうたろう) |
上弦の伍 | 玉壺 (ぎょっこ) |
上弦の肆 | 半天狗 (はんてんぐ) |
新:上弦の陸 | 獪岳 (かいがく) |
上弦の参 | 猗窩座 (あかざ) |
上弦の弐 | 童麿 (どうま) |
上弦の壱 | 黒死牟 (こくしぼう) |
新・上弦の肆 | 鳴女 (なきめ) |
十二鬼月が死亡した経緯
死亡順① 下弦の伍 累(るい)
累は炭治郎と禰豆子の絆を求めて、炭治郎との激しい戦いを繰り広げました。
彼の強さに追い詰められた炭治郎は「ヒノカミ神楽」という新たな呼吸法を発動させ、禰豆子の血鬼術「爆血」の援護もあり、累の首を斬ることに成功します。
しかし、実際には炭治郎に首を斬られる直前に自らの糸で首を切り離して一命を取り留めました。
最終的に、駆け付けた富岡義勇によって首を斬られ、死亡します。
死亡順② 下弦の陸 釜鵺(かまぬえ)
累が殺されたことで開かれたパワハラ会議において、無惨の発言に否定的な思考を持っていたことを無惨に読み取られ、怒りを買って殺されました。
死亡順③ 下弦の肆 零余子(むかご)
パワハラ会議で無惨から詰問され、切羽詰まって反論したことが無惨の怒りを買い、惨殺されました。
死亡順④ 下弦の参 病葉(わくらば)
パワハラ会議で他の下弦の鬼が次々に殺されるのを見て、病葉は何を言っても助かる見込みがないと判断し、無限城から逃亡します。
遠くまで逃げたつもりでしたが、無惨に一瞬で首をもぎ取られ、死亡しました。
死亡順⑤ 下弦の弐 轆轤(ろくろ)
パワハラ会議で無惨に命乞いをしますが、猶予を求めたことが無惨の怒りを買います。
窮地に追い込まれた轆轤は、「あなた様の血を分けていただけないか」と嘆願しますが、無惨に命令したと受け取られ、瞬殺されました。
死亡順⑥ 下弦の壱 魘夢(えんむ)
無限列車の中で血鬼術を駆使し、炭治郎たちを追い詰めます。
列車と同化した魘夢は首を隠していましたが、伊之助の鋭い感覚により炭治郎たちに首を斬られ死亡します。
死の間際に炭治郎だけでも殺そうとあがきますが、無駄に終わりました。
死亡順⑦ 上弦の陸 堕姫/妓夫太郎(だき/ぎゅうたろう)
妓夫太郎
炭治郎を侮辱している間に、藤の香りの匂い袋で感覚を鈍らされ、頭突きと同時にクナイで攻撃された妓夫太郎は毒が回り動けなくなります。最終的に、炭治郎の渾身の一撃で首を斬られ死亡しました。
堕姫
がれきの下から飛び出した善逸と、心臓の位置を動かして生き延びた伊之助により、首を斬られ死亡しました。
死亡順⑧ 上弦の伍 玉壺(ぎょっこ)
陣殺魚鱗の攻撃により、霞柱の時透無一郎が致命的な打撃を受けたと思い込んでいたため、ごちゃごちゃとしゃべり続けていたところを無一郎により首を斬られ死亡しました。
死亡順⑨ 上弦の肆 半天狗(はんてんぐ)
瀕死の状態で刀鍛冶の人間を喰って体力を回復しようとしていたところ、透き通る世界が見えるようになった炭治郎により、心臓に隠れていたところをとどめを刺されます。この際、炭治郎は朝日を浴びた禰豆子が死んだと思い込みますが、禰豆子は太陽を克服することになります。
死亡順⑩ 新上弦の陸 獪岳(かいがく)
獪岳は人間だった頃、「鳴柱」桑島慈悟郎の元で修行していましたが、上弦の壱の鬼と遭遇し敗北を認めて鬼になりました。桑島慈悟郎はその責任を取るため切腹しました。獪岳の元兄弟子である善逸は、柱稽古で自ら編み出した雷の呼吸漆ノ型「火雷神」で獪岳を倒します。死の間際、愈史郎に「一人で死ぬのは惨めだな」と吐き捨てられて死にました。
死亡順⑪ 上弦の参 猗窩座(あかざ)
猗窩座は炭治郎と富岡義勇と遭遇し、水柱と50年ぶりに対峙します。義勇は猗窩座の強さに圧倒されますが、「痣」が出現したことで格段に強くなります。義勇と透き通る世界を体現した炭治郎の連携により猗窩座は首を斬られますが、首を斬られても再生しようとします。しかし、かつての婚約者恋雪と師慶藏の記憶が蘇り、自らを攻撃して自滅しました。
死亡順⑫ 上弦の弐 童磨(どうま)
童磨はまず胡蝶しのぶを吸収します。続いて栗花落カナヲが戦いを挑み、伊之助が助けに現れます。しのぶは自らに藤の毒を全身に巡らせており、その毒が童磨を徐々に蝕んでいきます。カナヲと伊之助の猛攻により童磨は首を斬られて死亡しました。
死亡順⑬ 上弦の壱 黒死牟(こくしぼう)
黒死牟は霞柱の時透無一郎と遭遇し、あっという間に無一郎の腕を切り落とします。不死川玄弥が助けようとしますが全く歯が立ちません。そこへ兄の実弥が現れますが、上弦の壱の力に圧倒されます。危機的状況を迎える中、悲鳴嶼行冥が登場し、実弥、無一郎、玄弥と共に黒死牟を攻撃します。最終的に自身の醜い姿に絶望し、行冥の攻撃により絶命しました。
死亡順⑭ 新上弦の肆 鳴女(なきめ)
愈史郎により視覚と脳を支配された鳴女は、鬼舞辻無惨の支配を外されます。無惨はそれに気づき、愈史郎の細胞も吸収し始めますが、愈史郎も対抗します。最終的に無惨が鳴女を殺しにかかり、頭をつぶされて死亡。その影響で無限城も崩壊しました。