『黙示録の四騎士』には、『七つの大罪』のキャラクターたちが再登場するのも大きな魅力のひとつです。特に注目されるのは、キングとディアンヌのその後です。
『七つの大罪』の物語の終盤で、キングとディアンヌが結婚することが明らかになりました。このため、『黙示録の四騎士』の連載が始まると、二人の子供が登場するのではないかと多くのファンが期待していました。
連載開始後、ナシエンスがキングとディアンヌの子供ではないかという予想が浮上しました。今回は、キングとディアンヌの子供についてと、ナシエンスが二人の子供である可能性について詳しく解説していきます。
『黙示録の四騎士』にキングとディアンヌの子供が登場？
キングとディアンヌの間に子供がいることは、すでに確認されています。『七つの大罪』第41巻では、キングとディアンヌがメリオダスの息子トリスタンと出会った際に、次のような会話が交わされました。
ディアンヌ：「トリスタンだあ♡二人に似てすごく可愛い～～～～～～♡」
キング：「フフ…確かにね。でもオイラたちの子どもに比べたら…」
このセリフから、キングとディアンヌには子供がいることが示唆されています。しかし、その子供の姿は未だに登場していません。トリスタンやランスロットが登場しているにも関わらず、キングとディアンヌの子供が姿を見せない理由は一体何でしょうか？
キングとディアンヌの子供は行方不明？
ここからは推測になりますが、キングとディアンヌの子供が行方不明になっている可能性が考えられます。
しばらくの間は二人によって育てられていたと考えられますが、何らかの事件によって行方不明になったのかもしれません。
考察の一つとして、考えられるのが、このストーリーは聖書のヨセフ物語に似た要素を含んだ展開で、子供たちが子供同士を消し去ったという不穏な想像も考えられます。
キングとディアンヌには二人以上の子供がいて、末っ子を特別に可愛がっていてその様子を見た上の兄弟が嫉妬や憎悪を抱き、末っ子をどこかに売り飛ばしてしまった…そして、上の兄弟はキングとディアンヌに対して「勝手に家出していった」と嘘をついた、という展開も、物語としては成り立つ可能性も。
もしこの考えが正しければ、キングとディアンヌの子供の候補が二人浮かび上がってきます。
ナシエンスがキングとディアンヌの子供説の理由
キングとディアンヌの子供として考えられているのは、以下の二人です。
考えられる子供たち
- モートラック - ナシエンス モートラックが兄で、ナシエンスが弟である可能性が指摘されています。今回はモートラックに関する考察は省略しますが、ナシエンスがキングとディアンヌの子供だとされる理由について詳しく見ていきましょう。
ナシエンスが巨人族と妖精族の森にいた
ナシエンスが初めて登場した際、彼は巨人族と妖精族の森にいました。そこで薬の開発を行っており、その場所が「巨人」と「妖精」のセットであることが、キングとディアンヌを連想させます。この描写は、ナシエンスがキングとディアンヌの子供であることを示唆する伏線である可能性があります。
ナシエンスの見た目がキングに似ている
ナシエンスの見た目がキングに似ている点も注目されています。中性的でキザな感じがあり、筋肉が少ない設定も、キングからの血筋を感じさせます。この外見の類似性が、ナシエンスがキングの子供であるという説を強めています。 ナシエンスがキングとディアンヌの子供であることは公式には明らかにされていませんが、今後の物語の進行によって明らかになる可能性が高いでしょう。
キングとディアンヌが結婚するのは何巻何話？
キングとディアンヌが結婚するシーンは、『七つの大罪』の終盤で描かれています。
具体的には、以下のような展開になります。
結婚シーンが描かれている巻と話
キングとディアンヌの結婚は、『七つの大罪』の最終話である41巻の346話に登場します。この話では、二人が結婚した状態で登場し、物語の終息を迎えます。
プロポーズのシーン
二人の結婚前に、キングがディアンヌにプロポーズするシーンがあります。このプロポーズは、39巻の326話で描かれています。 この場面では、魔神王との戦闘が繰り広げられており、ディアンヌが「大地創造（マザークリエイション）」を発動中です。ディアンヌの心は、仲間たちとキングを守ることに集中していました。その気持ちを感じ取ったバンが、キングにプロポーズのタイミングを促したのです。
戦闘中のプロポーズ
キングは戦闘中にもかかわらず、ディアンヌに「魔神王を倒したら結婚しよう」とプロポーズしました。この後、魔神王を倒し、二人は見事に結婚することとなります。 愛の力がいかに強いかを示す感動的なシーンです。
