「トイストーリー3」では、アンディのおもちゃたちがサニーサイド保育園に寄付されます。この保育園には、サルのおもちゃが監視役として配置されており、モニタールームから薄暗い光の中、ひたすら画面を見つめて他のおもちゃたちが脱走しないように監視しています。
薄暗いモニタールームでのサルのシーンは、見る者に強い印象を与えます。その集中力と周囲を明るく照らすモニターの光が、サルのおもちゃをより不気味な存在にしています。このサルのおもちゃがなぜこんなにも「怖い」と感じるのか、その背後にある理由に迫ります。
さらに、このサルのおもちゃには特定のモデルがあり、その詳細やおもちゃの名前についても掘り下げてみます。どのようなおもちゃがモデルとなっているのか、またその歴史や背景についても詳しくご紹介します。
トイストーリー3の恐怖の監視者:サルのおもちゃ
サルのおもちゃの恐ろしい姿
サニーサイド保育園での監視役を務めていたサルのおもちゃは、その独特の外見と行動で多くの視聴者に強烈な印象を残しています。
薄暗いモニター室で、目を光らせながら監視を行うサルの姿は、見るだけで恐怖を感じさせます。
保育園脱出計画とサルの役割
ウッディたちは保育園からの脱出計画を立てますが、その障害となるのがこのサルのおもちゃです。
夜間に保育園のセキュリティを厳重に守るサルは、脱走者を見つけるとシンバルを鳴らし、すぐにロッツォやビッグ・ベビーに警報を発します。
その様子はまるでホラー映画の一幕のようです。
ネット上での反応
このサルのおもちゃに対するネット上の反応は、その恐ろしさからトイストーリー3を見るのが難しいという声や、子供にはトラウマになるほどの恐怖を感じさせるというコメントが目立ちます。
実際にサルのシーンが原因で悪夢を見たという声もあり、そのインパクトの大きさがうかがえます。
サニーサイド保育園の監視役、サルのおもちゃの秘密
サルのおもちゃの名称とその起源
トイストーリー3で見られるサルのおもちゃは、サニーサイド保育園で脱走するおもちゃたちを監視していたキャラクターです。
劇中では単に「サル(Monkey)」と呼ばれており、特定の名前が付けられていない可能性があります。
おもちゃに名前を付けるかどうかは子供次第で、このサルも最初の持ち主によって名前が特に付けられなかったのかもしれません。
サルのおもちゃモデルの名前は「わんぱくスージー」
この監視役のサルのおもちゃは、「わんぱくスージー」という日本製のおもちゃがモデルであることが判明しました。
1960年代から日本国内で販売されていたこのおもちゃは、後に海外にも輸出され、「ジョリー」や「チャーリー」という名前で売られていました。
このおもちゃは、シンバルを叩く動作や、頭部を押すと目が飛び出し歯をむき出しにするという特徴的な動きをします。
「わんぱくスージー」の映画出演履歴
「わんぱくスージー」は「トイストーリー3」だけでなく、他の映画にも登場しています。
たとえば「アナベル死霊博物館」では展示物の一部として、また「モンキーシャイン」という映画のパッケージにも使用されています。
これらの映画での登場により、「わんぱくスージー」は特に恐怖を感じさせるおもちゃとしてのイメージが強化されているようです。