人気作品『黙示録の四騎士』ランスロットについて解説します。ランスロットは、当初シンという狐に変身してパーシバルたちと共に行動していました。
ランスロットの変身能力が非常に高く、強すぎるという声が多く挙がっています。さらに、彼をここまで育て上げた親や師匠が誰なのかについても、多くの人が興味を持っているでしょう。
ランスロットの変身能力は強すぎる?
今回はランスロットの変身能力とその強さについて解説します。一体どれほど強力なのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
七つの大罪にも劣らない実力
まず、ランスロットは「七つの大罪」のメンバーにも劣らない実力を持っています。七つの大罪とは、現リオネス王国国王のメリオダスを筆頭に、ディアンヌ、バン、キング、ゴウセル、マーリン、そして今は亡きエスカノールからなる伝説的なグループです。彼らは圧倒的な力で聖騎士たちが支配していたリオネス王国を救い、新たな聖戦を制して魔神王や最高神を撃破しました。
ランスロットはそんな伝説級のキャラクターたちと肩を並べるほどの実力を持っています。実際、彼は「黙示録の四騎士」に登場するキャラクターの中でも特に強力です。そのため、七つの大罪と同じくらい強いと言われても過言ではありません。
アーサーにも認められる実力
さらに、ランスロットの強さはアーサーにも認められています。アーサーは人間以外の他種族を滅ぼし、真の理想郷(キャメロット)を造ろうとしているキャラクターです。彼はリオネス王国に降り立ち、自分に歯向かう黙示録の四騎士の実力を見極めようとしました。
アーサーは、魔神族の力で暴走していたトリスタンを一蹴し、メリオダス相手にも互角に渡り合いました。そんなアーサーに対して、ランスロットは互角以上に渡り合い、本気を出し始めたアーサーにも一歩も引かない戦いを繰り広げました。これにより、アーサーは黙示録の四騎士を「戯れ相手」から「1人残さず殲滅する」という対象に改めたのです。
英雄型の魔力を持つ
ランスロットの強さの秘訣として「英雄型の魔力」を持っていることが挙げられます。ベンウィック王国で神隠しに遭った後、彼は膨大な戦闘力を持つようになりました。
しかし、強力すぎる能力を持つランスロットには、合う武器がありません。普通の武器では彼の魔力に耐え切れずに壊れてしまうため、弓矢や体術で戦うしかない状態にあります。作中では、専用の武器を求めて名工ダブズを探しているシーンもあります。
ランスロットの能力を紹介
変身
ランスロットの第一の能力は「変身」です。彼は妖精族とのハーフであり、幻術を使って普通の妖精やシンに変身することができます。
読心
第二の能力は「読心」です。相手の心を読むことができ、その動きを先読みして対処することが可能です。アーサー相手でもこの能力で圧倒しました。
破壊
第三の能力は「破壊」です。相手の体に軽く触れるだけで内部破壊を引き起こします。魔力を注ぎ込むことで、内側から細胞を崩壊させる技術と考えられます。
付呪
第四の能力は「付呪」です。相手に呪いを与えるデバフ効果を持ち、ランスロットは光の魔力を武器に付与していました。
探索
第五の能力は「探索」です。対象を探知する能力で、シャイニング・ロードに追尾機能をつけることができます。
幻惑
第六の能力は「幻惑」です。幻術の力で幻を生み出し、相手の攻撃をかわしたりします。この能力により、戦闘パターンが増え、戦いを有利に進めることができます。
認識阻害(探知無効化)
第七の能力は「認識阻害」です。魔法陣を描き、その範囲に入っている者の魔力を他者に知覚できなくする魔術です。これはキングに教わった技で、シンの状態で使用していました。
シャイニング・ロード
第八の能力は「シャイニング・ロード」です。ランスロットの必殺技で、ナイフなどから光の斬撃を放ち、相手を飲み込んで消滅させる強力な技です。
ランスロットの親や師匠は誰?
ここまで、ランスロットの強さや能力について解説してきました。次に、ランスロットの「親や師匠は誰なのか」という点について解説します。
父親がバンで母親がエレイン
ランスロットの父親はバン、母親はエレインです。バンは七つの大罪の1人で、元は盗賊をしていましたが、現在はベンウィック王国の王です。身体能力もメリオダスの父親の魔神王と互角に渡り合える力を持っています。
エレインは妖精王キングの妹で、バンとの出会いをきっかけに彼に惚れ込みました。風の魔力を扱うなど、非常に高い能力を持っています。そんな2人の間に生まれたランスロットが強いのも納得できますね。
師匠はジェリコ
さらに、ランスロットの師匠は「ジェリコ」です。ジェリコは元はリオネス王国の聖騎士で、現在はベンウィック王国の聖騎士としてランスロットを鍛えていました。昔は男勝りな雰囲気でしたが、今では普通に美女となっています。
ランスロットと共に神隠しに遭い、戻った後にジェリコは失踪しました。
神隠し後に失踪したジェリコを探していた
ランスロットの目的は、失踪したジェリコを探すことでした。なかなか見つからない中で、メリオダスの命令で黙示録の四騎士のパーシバルに接触するよう命じられます。リオネス王国へと戻った際、ようやくジェリコと再会しますが、彼女はアーサー側についていました。
その理由は、ランスロットに恋していたことで、彼と幸せに暮らす理想郷をアーサーに造ってもらうためでした。そのためランスロットはアーサーに敵意を持ち、バンたちの国に帰ることを躊躇していたのです。