『BASTARD!!(バスタード)』は、1988年の連載開始以来、長く愛され続けている正統派ダークファンタジー漫画です。累計発行部数は3000万部を超え、2022年にはNetflixでアニメが独占配信される予定です。
しかし、「バスタード」といえば「完結したのか?」という疑問がしばしば話題になります。実際のところ、この作品はまだ完結しておらず、ファンを待たせ続けていることで知られています。
「バスタード」完結しているのか?未完のまま?
結論から言うと、『バスタード』は現在も未完であり、完結していません。
連載再開の見通しは?
打ち切りではないものの、現在も連載が再開されるのを多くのファンが待ち望んでいます。最新刊である第27巻が発売されたのは2012年3月ですが、それ以降約10年が経過し、依然として「長期休載」の状態が続いています。つまり、連載再開の目処は立っていないのが現状です。
「ウルトラジャンプ」からの削除とその影響
2020年には、「ウルトラジャンプ」の作品リストから『バスタード』が削除され、「打ち切りになったのでは?」と大きな話題になりました。しかし、実際のところ、詳しい状況は明らかにされておらず、作者である萩原一至さんや編集者、集英社からも公式なコメントは出ていません。
「バスタード」作者萩原一至が漫画制作を停止した理由
『バスタード』の連載が長期休載に入っている理由や再開の見通しについては、制作関係者からの公式なコメントはありません。
作者萩原一至が『バスタード』の制作から遠ざかっている原因については、様々な憶測が飛び交っています。主な噂を以下にまとめます。
糖尿病説
萩原一至が過去に「糖尿病が辛い」と発言していたことから、健康問題が原因で作業が困難になっているという説があります。漫画制作は精神的、体力的に要求されるため、健康不良は大きな障害となり得ます。
同人誌への転向説
萩原一至が以前に同人誌を発行していたことがあり、「バスタード」連載中にも同人活動をしていたとされ、本業よりも同人誌制作に興味を移したとされる説です。成人向け作品に興味があったという点も、この噂を支持する要因の一つです。
描きたい時に描くスタイル説
「ハンターハンター」の作者富樫義博と同様に、萩原一至も「描きたい時に描く」というスタイルを取っているのではないかという説です。根拠は薄いものの、他の漫画家との類似点からこの推測がされています。
大風呂敷を広げ過ぎた説
『バスタード』の物語が複雑になりすぎ、ストーリーを纏め上げることが難しくなったという説もあります。詳細なプロットと高いクオリティの維持には相当な労力が必要であり、そのプレッシャーが原因で休載に至った可能性が指摘されています。