『フェアリーテイル』はかつて週刊少年マガジンで連載され、多くのファンに支持されました。その人気は衰えることなく、2024年7月にはその続編「100年クエスト」がアニメ化され、再び多くの注目を集めています。
この物語には、ドラゴンに立ち向かう特別な魔導士、滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）が重要な役割を担います。特に「100年クエスト」では新たなドラゴンスレイヤーが登場し、物語に新しい風を吹き込んでいます。
この記事では、フェアリーテイルに登場するドラゴンスレイヤーたちを一覧にし、彼らの所属する世代や、彼らの相棒である猫たちについても触れていきます。
フェアリーテイル・ドラゴンスレイヤー一覧
- フェアリーテイル・ドラゴンスレイヤー一覧
- 第1世代のドラゴンスレイヤー
- 第2世代のドラゴンスレイヤー
- 第3世代のドラゴンスレイヤー
- 第4世代のドラゴンスレイヤー
- 第5世代のドラゴンスレイヤー
- 第0世代のドラゴンスレイヤー
第1世代のドラゴンスレイヤー
第1世代のドラゴンスレイヤーは、ドラゴン自身から魔法を直接学んだ者たちです。
彼らは幼少期からドラゴンと共に育ち、ある日突然ドラゴンが消えるまで共に生活していました。
その後、彼らはドラゴンを探す旅に出る運命にあります。
ナツ・ドラグニル
ナツ・ドラグニルは、炎竜王イグニールから魔法を学び、「妖精の尻尾」ギルドに所属する主要な魔導士です。
彼は炎を操る能力に長け、特に雷の力を吸収して発動する「雷炎竜滅竜魔導士」のドラゴンフォースは彼の強力な最終形態です。
相棒は、卵から孵ったエクシードのハッピーで、飛行能力を持ち、ナツとの空中戦をサポートします。
ガジル・レッドフォックス
元「幽鬼の支配者」の魔導士ガジル・レッドフォックスは、マカロフの誘いで「妖精の尻尾」に加わりました。鉄竜王メタリカーナの下で学んだ彼は、自身を鉄に変化させる鉄の滅竜魔導士です。戦いでの様々な変化を見せ、鉄影竜へと進化することもあります。
彼の相棒であるパンサーリリーは、元エドラスの兵士で、ガジルとの戦いで敗れた後に共に行動するようになりました。パンサーリリーはエクシードの中で高い戦闘力を持っています。
ウェンディ・マーベル
ウェンディ・マーベルは、元々「化猫の宿」に所属していましたが、ナツたちの誘いにより「妖精の尻尾」に加入しました。彼女は天竜王グランディーネから学び、空気を操る天空の滅竜魔導士として攻撃やバフ、回復魔法を使いこなします。ウェンディもドラゴンフォースを発動できる実力者です。
相棒のシャルルはエドラスのエクスタリアから来たエクシードで、女王の娘です。彼女は真面目で強い意志を持つキャラクターで、ハッピーとは良いコンビです。
第2世代のドラゴンスレイヤー
第2世代のドラゴンスレイヤーは、体内に魔水晶を埋め込むことにより滅竜魔法を使用できる、いわば人工的なドラゴンスレイヤーです。彼らには相棒の猫はいませんが、他の強力な仲間たちがいます。
ラクサス・ドレアー
ラクサス・ドレアーは「妖精の尻尾」ギルドに所属し、雷の滅竜魔導士としても知られています。
彼は赤い雷を操る能力を持ち、雷竜王へと変身することができます。彼の戦闘力は非常に高く、雷神衆と呼ばれるフリード、エバグリーン、ビッグスローなどの仲間たちはラクサスを深く慕っています。
コブラ（エリック）
コブラ、本名エリックは、元闇ギルド「六魔将軍（オラシオンセイス）」の一員で、毒を操る滅竜魔導士です。
彼は相手の心の声を読む能力を持ち、それによって戦闘での動きを予測して回避します。
彼の相棒である蛇のキュベリオスは、元々人間だったキナナであり、後にコブラと結婚しました。
ゴッドセレナ
ゴッドセレナは、元イシュガルの四天王の一人で、後にアルバレス帝国のスプリガン12に加わりました。
彼は8種類の滅竜魔法を使いこなし、どんな敵にも対応可能です。
アクノロギアによって一度は討たれましたが、100年クエストで復活し、ナツたちと対峙しました。ゴッドセレナには特定の相棒はおらず、彼自身が圧倒的な力を持っています。
第3世代のドラゴンスレイヤー
第3世代のドラゴンスレイヤーは、第1世代と第2世代の特徴を融合させたハイブリッドな存在です。
彼らは幼少期にドラゴンから滅竜魔法を学びつつ、体内に魔水晶も埋め込んでいます。
スティング・ユークリフ
スティング・ユークリフは「剣咬の虎」の魔導士であり、ギルドのマスターを務めています。
彼は白竜王バイスロギアから光の滅竜魔法を受け継ぎ、ローグの影を取り込むことにより白影竜に進化し、更に高い戦闘力を発揮します。
彼の相棒であるレクターは、礼儀正しく紳士的な猫で、スティングを深く尊敬しており、ローグのエクシードであるフロッシュとの掛け合いも印象的です。
ローグ・チェーニ
ローグ・チェーニは「剣咬の虎」に所属する影の滅竜魔導士で、ドラゴンフォースを発動する能力を持ちます。
その能力により、彼は非常に高い戦闘力を有しています。
彼の相棒であるフロッシュは性格が幼く、ローグにとって非常に大切な存在であり、親子のような深い絆で結ばれています。
第4世代のドラゴンスレイヤー
第4世代のドラゴンスレイヤーは、他の世代とは異なり、魔力のみを用いて作り出された存在です。
これは従来のドラゴンスレイヤーの定義に最も当てはまらない特異な世代と言えます。
クァルトゥム兵
クァルトゥム兵は、滅竜の魔水晶を媒体として使用し、純粋に魔力から創造された兵器です。これらは生命を持たない機械的な存在であり、他のドラゴンスレイヤーたちとは根本的に異なる性質を有しています。
第5世代のドラゴンスレイヤー
第5世代は「ドラゴンイーター」とも称され、ドラゴンそのものを喰らいその魔力を吸収したドラゴンスレイヤーです。
この世代のメンバーは主にディアボロスギルドに所属しています。
キリア
キリアは、刃竜を喰らった滅竜魔導士で、その刃は対象の概念さえ切り裂く力を持ちます。
見た目は美女でありながら、性格は非常にドSです。
彼女はエルザとの戦いで彼女の強さを切り裂き、戦闘不能に追い込むほどの力を持っています。
マッドモール
マッドモールは、鎧竜を喰らった鎧の滅竜魔導士で、防御力に特化しています。
彼の鎧は物理攻撃には強いですが、ナツの炎のような特殊な攻撃には弱点を見せることがあります。
スカリオン・レイダー
スカリオン・レイダーは骸竜を喰らった骸の滅竜魔導士で、自身を灰に変える能力を持っています。
彼はその冷徹さと用心深さで知られ、グレイからも繊細さを認められています。
ネバル
ネバルは粘竜を喰らい、粘着質な滅竜魔導を使う滅竜魔導士です。
彼の粘液は非常に粘り気があり、精神的な攻撃も得意としていますが、ウェンディとの戦いでドラゴンフォースの負荷に耐えられず死亡しました。
レイス
レイスは霊竜を喰らった滅竜魔導士で、その能力により霊体となり相手の魂に触れることができます。
実体がないため攻撃を受け付けませんが、相手も霊体であればダメージを与えられるという特異な弱点を持っています。
スザク
スザクは赫竜を喰らった滅竜魔導士で、あらゆるものを切り裂く力を持ちます。
彼の戦闘能力は非常に高く、エルザやナツを含む多くの強敵を圧倒しています。
キリン
キリンは黄竜を喰らった雷の滅竜魔導士で、非常に高い雷撃の威力を持っています。
彼はディアボロスの中でも最強クラスの力を持つとされています。
ミサキ
ミサキは蒼竜を喰らった次元の滅竜魔導士で、空間を支配する能力を持っています。
彼女は大人びた性格で、ギルド内での姉さんキャラとしての役割を果たしています。
ハク
ハクは白虎竜を喰らった人形の滅竜魔導士で、相手を人形に変えることができます。
彼の無邪気な残忍性は恐ろしい一面を見せており、ウェンディに一方的な好意を抱いています。
第0世代のドラゴンスレイヤー
第0世代は、ドラゴンスレイヤーの原点とされる存在で、滅竜魔法の祖と呼べる古代の魔導士たちです。
これらのキャラクターは比類ない力を持ち、他のどのドラゴンスレイヤーよりも圧倒的な強さを誇っています。
アイリーン・ベルセリオン
アイリーン・ベルセリオンは滅竜魔法の創始者で、エンチャント魔法を駆使する魔導士です。
彼女は自身の体を竜に変える能力も持ち、賢竜ベルセリオンとして知られています。
彼女はエルザに似た外見を持ち、スプリガン12の中でも「最強の女魔導士」と称されるほどの力を持っています。
彼女の相棒に相当する存在は、武器に人格をエンチャントして生み出したジュリエットとハイネです。
アクノロギア
アクノロギアは、元は竜王祭でドラゴンから魔力を授かった滅竜魔導士で、その力を暴走させすべてのドラゴンを滅ぼしました。
彼は特定の属性を持たず、非常に強力な攻撃力を誇り、ナツやイグニールを含む多くの強者たちとの戦いに勝利しています。
そのブレスは島一つを消し去る力があり、ゼレフにさえ異端とされるほどの存在です。
エレフセリア
エレフセリアは、世界最古のギルド「魔陣の竜」のマスターで、法を司る滅竜魔導士です。
彼はすべての魔法情報を知り尽くし、独学で滅竜魔法を習得しました。
通常は人間の姿をしていますが、ドラゴン形態に変身することも可能です。彼がフェアリーテイルに100年クエストを依頼したことで知られています。
