『鬼滅の刃』第16巻では、鳴女が無限城に柱たちを落とす場面があります。伊之助や善逸が岩柱の元で修行中に一緒に落ちた理由は、彼らの居場所が鳴女によって把握されていたからです。鳴女の能力により、鬼殺隊の隊士たちの位置が無惨に知られるようになり、それにより無限城へと転送されました。
直接的な「囚われた」という描写がないのは、鳴女が彼らの位置を密かに把握し、無惨の指示に基づいて行動していたためです。このシーンでは、伊之助や善逸が実際に鳴女に捕まる様子は描かれていないものの、彼らの居場所が既に把握されていたために無限城へと移動させられたと解釈されます。この過程は彼らが直接囚われたとは異なり、鳴女の血鬼術による転送が関係しています。
【鬼滅の刃】無限城にどうやって入った?方法は?
結論を先にお伝えすると、鬼舞辻無惨の指示によって鳴女が見つけ出した鬼殺隊士たちを片っ端から無限城に落としました。
鳴女による隊士の位置特定
鳴女は、彼女の特殊な能力を使って、鬼殺隊の隊士たちの居場所を突き止めていました。あるシーンでは、鳴女が「目玉」を操り、隊士の一人の後を追跡する様子が描かれています。
この時点で、無惨は鳴女を通じて隊士たちの位置を約40%把握しており、「この辺を更に探せ」と指示を出しています。
目玉による隊士の追跡
不死川実弥が独りで歩いているシーンでは、彼が突如目玉を捕まえ、「何だこれは?」と疑問を抱く場面があります。
これは、不死川の居場所が既に鳴女によって把握されていたことを示唆しています。
鳴女の転移の血鬼術による転送
産屋敷邸での事件後、鳴女は転移の血鬼術を使用して、炭治郎を含む複数の柱や隊士を無限城に一斉に転送しました。
この時、産屋敷邸にはいなかったが事前に位置が把握されていた隊士たちも、同時に無限城へと転送されることになります。
無惨の戦略と鳴女の影響
全体を通して、無惨が鳴女の能力を利用して隊士たちの居場所を把握し、戦略的に操作していたことが示されています。
不死川実弥に目玉がついていた事実からも、他の隊士や柱にも同様に目玉がついていた可能性が高いと読者には想像されるでしょう。
お館様の先見の明と鎹烏たちの機転
鬼殺隊をとりまとめるお館様には、まるで未来を予見しているかのような、先見の明があります。
鬼舞辻無惨の行動を予見し、無限城に取り込まれることは知らなくても、鬼殺隊全体に危機であるとともに無惨を倒すチャンスが訪れることを予見していたと考えられます。
そこで鎹烏たちに、とにかく隊士の片時を離れないよう司令を下していてもおかしくありません。
鎹烏たちも無限城に飛び込んだおかげで、その後の鬼殺隊の戦況を把握し打倒無惨に向けて戦略を立てることができました。
無限城(鬼滅の刃)の入口はどこにある?
無限城への入口の特異性
無限城には固定された明確な入口は存在しません。この城は、鳴女が鬼滅隊員を無限城内に送り込むために突如として地面に扉を生成し、その扉を速やかに閉じることで入口を消してしまうためです。
鳴女による隊員の捕捉
鬼滅隊員が無限城に落ちる場面では、鳴女の能力により地下へと転送されます。このプロセスでは、鬼滅隊の鎹鴉(かすがいがらす)が隊員たちの位置を追い、連携を取りながら行動しています。
無限城とは城なの?場所は発見された?
無限城は「城」と言っていますが、実際には鳴女という鬼の血鬼術で作り出された異空間です。
なぜ城といわれているのかといえば、憶測になりますが、主を守る建物であることから命名されているのではと考えられます。
無限城の位置の不確かさ
無限城の正確な位置は、最終的には発見されていません。鬼舞辻無惨が地上に現れた際、お館様が「想定外の場所にある」と述べていることから、鬼滅隊も完全には位置を特定できなかったとされます。
見つけられなかった理由
アニメオリジナルのシーンでは、伊黒小芭内と不死川実弥が無限城を一瞬目撃するものの、その位置を確定することはできませんでした。これは、鳴女の能力の高さを示すエピソードとなっています。
無限城の広さ
無限城の広さは具体的には明言されていませんが、非常に広大であることが示唆されています。様々な部屋が存在し、鬼滅隊員たちが分散されつつも、一定の距離内で走って合流するシーンがあります。
地下に存在する無限城
無限城は深い地下に位置しており、太陽の光が一切届かない設計になっています。これは、無惨が太陽の光を避けるために特別に考慮された設計です。