注目されている日常系マンガ『マヤさんの夜ふかし』は、主人公の東京在住・自称魔女のマヤが、東北に住む漫画家志望の豆山と夜な夜な不毛で意味のない会話をオンライン通話する様子を描いている作品です。
マヤは明らかに女子なのは分かるのですが、豆山は男性なのかと思わせる容姿・描写があったりしますが、よくよく注意深く作品を読み込むことで、実は女性であることが分かります。
豆山くんは女性であることがわかるシーンを含めて解説します。
豆山が男性と勘違いされる理由
話し相手の豆山が女性ではなく男性と勘違いされる理由はいくつかあります。
- マヤが「豆山くん」と呼んでいる
- 豆山の一人称が「私」でどちらとも取れる
- 豆山の口調が丁寧語で性別の判断がつきかねる
- ショートカットで男性が着そうなファッションで中性的
- 性格も理論的で冷静な面が多い
豆山くんが女性である根拠理由・分かるシーン
13話「お花見したい」において、豆山が桜と思いきや梅の花びらを手にして「ちょっとだけ魔法を信じてみたくなりましたよ」と話す一コマがあります。
その時の豆山の体格を見てみると、胸の膨らみや身体のラインがとても女性らしく描かれています。
作品全体の考察
『マヤさんの夜ふかし』は、キャラクター同士の何気ない会話を通じて読者に癒しと笑いを提供する一方で、豆山の性別・性格に関する謎が何気に気になり、読み手に新たな発見と興味を引き出します。豆山が女性であることでキャラクターの深みを増し、物語に一層の魅力を与えています。
『マヤさんの夜ふかし』は、日常系マンガの枠を超えて、読者に誰かと繋がる良さと無意味な会話で交流する２人の関係ストーリーをみる楽しみを提供する作品と言えるでしょう。
