アニメ「プランダラ」の世界で重要なポジションにいるシュメルマン。シュメルマンの正体とリヒトーたちにとって敵・味方どちらなのかについてもまとめました。
- 【プランダラ】シュメルマンについて
- 【プランダラ】シュメルマン少佐の正体(300年前)
- 【プランダラ】シュメルマンの正体(現在のアルシア)
- シュメルマンは敵か味方か?
- シュメルマンの強さと能力
- シュメルマンとリヒトーたちの関係性
【プランダラ】シュメルマンについて
原作漫画「プランダラ」4巻では、ナナが陽菜・ジェイル・リィン・ペレを300年前の日本に転送させます。
300年前の日本で陽菜たちは軍学校に入学します。
その軍学校の学長がシュメルマン。
さらにシュメルマンはアルシア(現在)でも生存していて、主人公リヒトーたちと対峙しています。
【プランダラ】シュメルマン少佐の正体(300年前)
日本軍学校の学長
300年前のシュメルマン少佐は日本の軍学校で学長を務めています。
Aクラスの担任で良き理解者
さらにシュメルマンはリヒトー(離人)、時風、陽菜、ジェイル、リィン、ペレらが所属するAクラスの担任でもあります。
Aクラスの生徒たちは軍人として学ぶものの、人を殺すこと(殺人)に抵抗を感じていました。そんなAクラスの生徒たちの気持ちを汲み取ったかのようにシュメルマンは
「『殺さない軍隊』になりなさい」
と指導していきます。
- 軍人であっても戦場であっても人を殺さないことは可能
- そのために圧倒的な軍事力が必要。相手を殺さずにひれ伏させることもできる
- 自分(シュメルマン自身)ならそこまでAクラスメンバーを引き上げることができる
シュメルマンのこうした発言・指導で、Aクラスの生徒たちは軍人になるための訓練を受けることに。その後Aクラスのメンバーたちは次第に強くなっていきます。
シュメルマンのこうした態度・発言・指導から、生徒にとっては「理解あるいい指導者」と思われていました。
議会(アルシング)に遺伝子レベルで同期できる
- シュメルマンは議会(アルシング)に遺伝子レベルで同期できる人間
- バロットを使わずとんでもない能力を発揮することができる
- 特殊なDNAのために300年以上老化せず、生き続けることができる
それを知った軍学校の前任者は、シュメルマンから議会に同期できるDNAを取り出して他人に移植し、とてつもない能力を発揮できる人間を作る人体実験をします。
シュメルマンのDNA移植をする「人体実験」の最初の成功例がナナであり、2番目に手術を受け撃墜王になったのがリヒトーでした。
300年前の日本の軍学校でジェイルが「撃墜王の手術」について調査すると、ナナ(幼少期)から詳しい情報を聞き出して、これらシュメルマンの正体ともいうべきものが垣間見えてきました。
廃棄戦争をアルシア王国を作ることで終わらせた中心人物
このような経緯から、300年前は味方と思われている人物です。
【プランダラ】シュメルマンの正体(現在のアルシア)
特務部隊の隊長兼総統閣下
現在のアルシア王国で、シュメルマンは特務部隊の隊長兼総統閣下を務めています。
特務部隊は、アルシア王立軍とは別組織の「王族直属の超エリート集団」です。
王族直属のため、諜報、誘拐、暗殺などに関わる極秘組織のため、ごく一部の人間しか存在を知りえません。
王国軍を支配下に置く
特務部隊はいずれは王立軍も支配下に置きたいと考えています。
原作漫画「プランダラ」10巻では、王立軍総司令アレクサンドロフ上級大将を罠にはめ、特務の人間が王立軍総司令に就く場面があります。
シュメルマンは敵か味方か?
300年前のシュメルマンは味方のフリをしていた?
先述しましたが、シュメルマンは300年前の廃棄戦争をアルシア王国を作ることで終結させた中心人物です。
シュメルマンは軍学校ではリヒトーたちに理解ある態度で接していましたが……
地上(アビス)から食料や資源を搾取し一部の「選民」だけが豊かに暮らすアルシア王国を作り上げた立場なので、アルシア王国を支持・維持しています。
リヒトーたちAクラスが「戦わない軍隊」の道を歩みはじめたあたりで、シュメルマンは彼らを自分の軍隊に必要ないと考えていたところがあります。
そういった意味でも、300年前の時点でリヒトーたちの味方のふりをしていたと考えられられます。
アルシア(現在)では敵対しているが…?
アルシア王国を作り維持する立場のようなシュメルマン。
リヒトーやジェイルたちは、地上から搾取するアルシアの現状をよく思っておらず、アルシアを地上に戻し、どちらの人々も争いがなく生きられる道を模索しています。
そのためアルシア王国(現在)では、シュメルマンはリヒトーやジェイルにとって敵対する存在です。
シュメルマンの強さと能力
シュメルマンの能力について
実はシュメルマンについてははっきりしたことは分かっていない状態です。
現状で分かっている能力は「他の人間はバロットを使うことで何らかの能力が発揮できるのに対して、シュメルマンはバロットを必要とせず特殊な能力を発揮することができる」ということ。
- マウスを使った撃墜王の手術実験で、凶暴なマウスを一瞬で氷漬けにした(原作5巻)
- 7番目の撃墜王ペレ(ゲシュペンス=ゼレーゲン)を簡単に倒してしまう(原作13巻)
「瞬撃の撃墜王」時風より剣は速く、「重撃の撃墜王」道安より身体能力は高く、反応速度もリヒトーを上回っていると考えられます。
徒手での戦いでも強みを発揮します。
シュメルマンの強さはプランダラキャラ最高?
シュメルマンの強さですが、7人の撃墜王の誰よりも上回っている状態です。現時点で登場したキャラクターの中では最高の強さと能力を併せ持ったキャラクターです。(しかも美麗)
シュメルマンとリヒトーたちの関係性
リヒトーを養子にしたシュメルマン
軍学校にいた時、リヒトーはシュメルマンの養子になりました。
リヒトーは本来、坂井離人という名前でした。坂井時風の祖母に世話になっていた時の名前です。
その後シュメルマン=バッハの養子になり、「リヒトー=バッハ」という名前になりました。
シュメルマンの過去と養子の経緯
シュメルマンは小さい時、酒浸りの母親から虐待を受けて右目をくり抜かれます。そんなひどい母親を殺して施設に入ります。
その後、軍人になり結婚します。シュメルマンは「子どもを作り絵本を読んであげる」という夢がありました。しかし、結局子どもはできず妻は自殺してしまいます。
こうしたシュメルマンの背景を知った離人はシュメルマンの養子になることを決意します。軍学校にいたころの離人はそれほど、シュメルマンの生徒に対する愛情は本物だと信じていました。