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ワンパンマン:ブラスト正体は神なのか?弱いダサい理由を徹底解説

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「ワンパンマン」の中でも謎に包まれたヒーロー、ブラスト。

S級1位の称号を持ちながら、序盤では名前だけが登場し、その姿は謎に包まれていました。その正体について、ファンの間で様々な憶測が飛び交っていました。

中盤からついに姿を現したブラスト。その登場に歓喜したファンも多いことでしょう。しかし、ブラストの正体とは一体何者なのでしょうか?

今回は、本格的に登場した村田版のブラストについて詳しく解説していきます。

 

序盤のヒーローたちとブラストの登場

物語の初期には、サイタマを際立たせるための脇役と思われていたヒーローたち。

しかし、物語が進むにつれ、特にS級ヒーローたちが超人的な実力を持つことが明らかになりました。

その中で、S級1位として謎に包まれていたのがブラストです。彼の正体とは何なのでしょうか?ここから詳しく解説していきます。

 

ブラストの正体: ヒーロー活動は趣味

物語が始まる18年前、タツマキがまだ10歳だった頃、ブラストは「ヒーロー活動をしているが、これは趣味だ」と語っています。

 

ブラストはこの時点でヒーロー活動以外の仕事を持っていたようです。

ヒーロー協会が設立されたのは本編の3年前なので、当時はヒーロー活動が趣味でしかなかったのかもしれません。

ブラストは巨大なキメラを一撃で倒すなど、その強さは際立っていますが、彼がこの力をどのように手に入れたかは未だ明かされていません。

また、ブラストは次元を操る能力を持ち、黒いキューブを求めて地球各地を巡っていました。

さらに、ブラストには16歳の息子ブルーがいることから、家庭を持っている可能性も高いです。サイタマとは異なり、非常に社会性の高い人物です。

 

他のS級ヒーローを超える実力

ブラストの特異性は数えきれません。

放射線に耐え、多次元を行き来し、重力を操るなど、他のS級ヒーローとは一線を画す能力を持っています

。地球外生命体と協力し、「神」を討伐するパーティーを組むなど、その強さは次元が違います。

タツマキのような強力なヒーローを味方に引き入れ、人類にとって脅威となる「神」に対抗するブラストの行動は、単なる趣味の範囲を超えています。

「誰かが助けてくれると思ってはいけない」という彼の言葉は、タツマキへの激励であり呪いでもありますが、ブラスト自身もこの信念を持って行動しています。

 

神との関係

ブラストは18年前からヒーロー活動をしていますが、その前から「神」と戦っていたことが明らかになりました。

20年間、他の次元や惑星の仲間と共に神の野望を阻み続けてきたブラスト。彼は神から直接コンタクトを受け、独自に神を追うようになります。

ブラストの仲間には、忍者の里を壊滅させた「あの御方」のような人物も含まれています。

神との対決後、ブラストはヒーロー活動をライフワークとして続けているようです。

 

未来のサイタマ説

ブラストとサイタマには「趣味でヒーロー活動をしている」「圧倒的な強さを持つ」「マントを愛用している」といった共通点があります。

これらの共通点から、ブラストが未来のサイタマやパラレルワールドのサイタマではないかと考える読者もいます。

 

しかし、サイタマとブラストには明確な力量の差があり、直接対面した際も特に反応がなかったことから、この説は否定されています。

パラレルワールドの可能性はありますが、戦闘スタイルや信念が異なるため、彼らが同一人物と認識することはなさそうです。

 

 

ブラストの正体と目的

黒いキューブを集める

ブラストは他のS級ヒーローとは異なり、災害レベル”竜”の事態でさえ協会からの招集を免除されています。

それは、彼が地球にとって最大の脅威である神の対策を一手に担っているからです。

その神対策の一環として、ブラストは18年以上前から「黒いキューブ」を回収しています。

黒いキューブとは神との通信機で、神はキューブに触れた者に語りかけ、その結果として人を怪人化させる力を持っています。

ブラストは黒いキューブを回収することで、神の手先になる人間を減らそうとしているのです。

one版によると、ワンパンマンの世界では過去にいくつもの文明が大陸と共に滅んでおり、古代の通信機のようなオーパーツが出土しても不思議ではないようです。

 

神を討伐すること

ブラストの最大の目的は神を討伐することです。

ワンパンマンのラスボスとも言える神は、人間に力を与えたり奪ったりする存在であり、その全容はまだ明かされていませんが、人類にとって大きな脅威です。

 

村田版の情報をまとめると、ブラストは次のような人物です:

  • 本編の20年以上前に黒いキューブに触れ、神と対話した経験がある
  • 神と決別し、神を打倒するために動き始める
  • 20年間、黒いキューブを回収し続け、人間を怪人化させる神の野望を阻んでいる
  • ムカデ仙人との戦闘中に神側から接触があり、直接対決する
  • 異なる次元や惑星の仲間と共に、神の動きに対抗している

 

ブラストがヒーロー活動を始めたのは、黒いキューブを見つけたからか、ヒーロー活動の途中でキューブを見つけたのかは不明ですが、彼と神との関係は切っても切れません。

ワンパンマンの世界には複数の次元が存在し、神とブラストはそれらに干渉できるようです。

近年、サイタマがいる次元に神が干渉することが増えており、ブラストは「この次元に神を引き寄せる何かがあるのかもしれない」と考えていますが、それがサイタマであることまでは気付いていないようです。

仮にサイタマが原因だとわかったとしても、彼を次元から追い出すことは不可能でしょう。

もし神がサイタマと対等の強さを持っているなら、サイタマは喜んで神と戦うかもしれません。ブラストも因縁ある神との戦いに参加したいでしょう。

 

読者「期待外れでガッカリ」のブラスト

ここまでブラストの魅力を語ってきましたが、読者の中には「期待外れ」「がっかり」といった意見も少なくありません。

なぜ、これほど頑張っているブラストがそのように言われるのでしょうか?

その理由として弱い、ダサいといった声もあるので解説していきます。

 

ガロウとの戦いでモブ扱いされた

S級1位の称号を持つブラスト。しかし、最終形態のガロウとの戦いでは、その強さを発揮できませんでした。ブラストは「地球を守る」という前提で守りに徹し、攻め手に欠ける場面が多く見られました。

ガロウからは「S級1位の称号にふさわしいが、今の俺には敵わない」と言われ、実際にブラストはガロウの超学習能力と破壊力に後れを取っていました。結果的に、ブラストはサイタマとガロウの戦いの後始末をするしかなく、個人の力だけでは対処しきれなかったのです。

読者はS級1位のブラストに対して、サイタマほどの圧倒的な強さを期待していたため、期待外れと感じてしまったのかもしれません。さらに、ブラストはキングやサイタマの実力を見誤る場面もあり、これが一部読者にとって失望の原因となっているようです。

 

キャラデザインが期待外れ

ブラストのキャラデザインについても、一部では「レトロすぎる」「正統派すぎる」との意見が見られます。サイタマのようにシンプルで特徴的なデザインではなく、歴戦の傷が刻まれたスーツと精悍な顔つきは、アメコミのヒーローのようであり、他の個性的なヒーローたちと比較するとインパクトに欠けるとの声もあります。

また、ブラストはタツマキのように若々しい外見でもなく、クロビカリや番犬マンのような特徴的な姿でもありません。彼の年齢やキャラクター設定も、サイタマと比較して魅力的に感じられない要因の一つかもしれません。

 

読者の期待に応えるのは難しい

ブラストは20年以上も神と戦い続けてきた英雄であり、ネオヒーローズ編で登場するブルーの父親でもあります。そのため、少なくとも30代半ば以上、恐らく40代以上のキャラクターであることは間違いないでしょう。

25歳という若さで圧倒的な強さを持つサイタマと比較すると、ブラストが読者にとって「普通のヒーロー」に見えてしまうのかもしれません。しかし、ブラスト自身には何の非もありません。彼の活躍を正当に評価してほしいものです。

 

まとめ

ブラストの正体については未だ多くの謎が残されていますが、その強さと行動からは、ただのヒーローではないことが伺えます。彼の正体や目的が明らかになる日を楽しみに待ちましょう。

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