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薬屋のひとりごと壬氏・猫猫にプロポーズは何巻?恋愛関係まとめ

本記事はプロモーションを含みます

『薬屋のひとりごと』では、物語が進むにつれて、壬氏の猫猫への好意が明確に描かれています。特定のタイミングで、壬氏は猫猫にプロポーズを行い、その情景は読者にとっても印象的な一幕です。

壬氏が猫猫にプロポーズを決意した背景や具体的な経緯、そして猫猫がどのような返答をしたのかについて詳しく説明します。さらに、猫猫の返事を受けて壬氏がどのように対応するかも掘り下げていきます。

小説の最新刊である第15巻までの進展を詳細に追います。二人の関係がどのように進展しているのか、最新の情報をもとに具体的な描写を提供します。

 

壬氏のプロポーズの詳細:いつ猫猫にプロポーズしたのか

プロポーズのタイミングと壬氏の決意

壬氏が猫猫に最初にプロポーズをしたのは、原作小説の第5巻での出来事ですが、より明確なプロポーズのシーンは第7巻にて展開されます。一般的に誤解されやすいこの点について、壬氏が猫猫を「妻にする」と宣言したのは第7巻であり、それが事実上のプロポーズと見なされています。

 

猫猫の反応と壬氏の再アプローチ

猫猫は壬氏の最初のプロポーズを第6巻で拒否しています。彼女の拒否の理由は、壬氏への嫌悪ではなく、結婚によって引き起こされる潜在的な問題に対する懸念によるものです。これに対し、壬氏は第7巻で彼女の懸念を払拭する決意を新たにし、再び妻にするという意志を固く示します。

 

壬氏の具体的な行動と二人の進展

壬氏は第8巻で具体的に行動を開始し、猫猫との関係を進展させようとします。この長期にわたる努力が、彼の真剣な愛情と猫猫に対する深いコミットメントを示しています。猫猫はこれにどのように応じるのか、その心の変化が次第に明らかになります。

 

壬氏と猫猫の恋愛関係は?

薬屋のひとりごとの壬氏と猫猫の恋愛模様をまとめました。

結論からお伝えすると、作品内では出会いから4年が経ち、二人の関係は進展していますが、結婚はまだしていません。

 

5巻:壬氏のプロポーズ

猫猫は壬氏(皇弟)の嫁選びの会合に連れて行かれ、簪を贈られてキスをされます。これは事実上のプロポーズでした。この時、猫猫の年齢は数えで19歳でした。

 

6巻:婉曲なお断り

壬氏からプロポーズの返事を求められた猫猫は、「玉葉后の敵になりたくない」と答え、婉曲にプロポーズを断ります。

 

7巻:壬氏の決意表明

壬氏は「猫猫の懸念を払拭して妻にする!」と宣言します。これにより猫猫は立場上、逃げられなくなりました。

 

8巻:壬氏の行動

壬氏は玉葉后の敵にならないために大胆な行動を起こします。

 

12巻:猫猫の心の変化

猫猫が少しだけ壬氏に対して乗り気になります。この時、猫猫の年齢は20歳です。

 

13巻:夜伽未遂

夜伽未遂が発生します。この時、猫猫は21歳です。

 

15巻:壬氏の発言と未来

壬氏は「妻にはするが妃にはしない」と発言します。帝や阿多を交えた話し合いにより、壬氏の臣下降格が現実味を帯び、一人だけを愛せる環境に近づきます。この時も猫猫は21歳です。

 

 

壬氏と猫猫の初キスとプロポーズ

5巻:壬氏が猫猫をパーティーに連れて行く

猫猫は壬氏に「皇弟の嫁選び会合パーティー」に連れて行かれます。彼女のために用意された部屋には、月と芥子の花を象った銀簪が置かれており、それが壬氏からの贈り物だと後に分かります。

 

贈り物の意味

壬氏が自分の名前「月」を含む簪を贈る意味には特別な思いが込められています。猫猫はこの贈り物の意味を考えながら、宴を抜け出して壬氏と夜空の下で二人きりの時間を過ごします。

 

二人きりの夜

壬氏は猫猫の手を掴み、髪を弄びながら彼女に言います。「あの嫁候補の中では里樹妃が一番無難ではありませんか?」と。これに対して壬氏は怒り、猫猫の首を絞めるような仕草を見せますが、最終的には彼女にキスをします。

 

衝撃のキス

この物騒なキスは、壬氏が猫猫に対して持つ特別な感情の表れでした。さらに壬氏は猫猫を押し倒し、深く口づけを交わしますが、猫猫は白鈴小姐から教わった技で反撃します。

プロポーズの意味

このキスは、壬氏がはっきりと言葉にしなくとも、プロポーズの意味を含んでいました。第6巻のイントロダクションでもそのことが明言されています。現代の価値観とは異なり、壬氏のような高貴な血筋の者が手を出せば、それが即座に結婚を意味するのです。

 

逃げ道を与える壬氏

壬氏は猫猫に対して「妻にしたい」と言うことが命令となることを理解し、彼女に逃げ道を与えます。壬氏の気持ちは明確ですが、猫猫に選択の余地を残すことで、彼は彼女の自由を尊重しているのです。

 

 

猫猫プロポーズへの返事と理由

6巻:プロポーズへの返答

「例の話、受ける気になったか?」と壬氏からふわっとした形でプロポーズの返事を求められた猫猫。現状では壬氏のことを「嫌いではない」と感じており、むしろ好意を抱いているかもしれません。最初の出会いから考えると、ずいぶん前向きに考えるようになったのです。

 

猫猫の率直な答え

しかし、猫猫の答えはシンプルでした。「私は敵になりたくありません。玉葉后の敵に」。この答えは、花街育ちで恋愛に否定的な猫猫が壬氏の気持ちを受け入れた時の最悪の事態を考えた結果です。

 

壬氏の立場と猫猫の懸念

壬氏は実は現帝の子であり、その立場は非常に強力です。将来的にそのことが明らかになれば、現東宮である玉葉后の子供と次期皇帝を巡る争いになる可能性があります。猫猫はそれを懸念して、壬氏のプロポーズを受け入れられないと答えたのです。

 

壬氏の妻にする宣言

7巻:猫猫の懸念に対する壬氏の決意

猫猫からの懸念を聞いても、諦めるつもりは全くない壬氏。「おま、いや、猫猫!よく聞いておけ!俺は、おまえを妻にする」と宣言します。

 

売り言葉に買い言葉の結果

この宣言は、猫猫とのやり取りの中で売り言葉に買い言葉の状態になったことが原因でした。以下はその流れです。

  1. 壬氏は水蓮に「早く妃を娶れ」と言われたことを猫猫に告げるが、猫猫は他人事のように無関心。
  2. 壬氏は超寝不足の状態で「これだから羅門殿も苦労する」とこぼし、猫猫がそれに反感を覚える。
  3. 猫猫は感情のままに壬氏を責める。「いつも、私に対して、『読み取れ』としか言えないような言動ばかりしているじゃないですか?はあ?読み取れ?雰囲気で感じろ?(略)好いた女にまっすぐに伝えられない。(略)最初からまっすぐ相手に伝えればよかったんです。はっきりきっぱり、相手を不安にさせないくらいしっかり言えばいいんですよ」と。
  4. 壬氏はこの機会を逃さず、「聞いたぞ、本当だな!絶対だ!今から言うからな。ちゃんと耳を抑えず聞いておけ!」と猫猫の両手を掴む。
  5. 壬氏は照れくさそうに猫猫を見ながら、「おま、いや、猫猫!よく聞いておけ!俺は、おまえを妻にする」と宣言。

 

壬氏の決意と行動

猫猫は自らの言葉で逃げ場を失いましたが、それでも壬氏は「じゃあ婚姻だ!」とはならず、「必ず納得するだけの状況にしてやる、覚悟していろ」「おまえの恐れているような状況には絶対にしない」と誓います。そして壬氏は周囲を黙らせるために行動を始めました。ようやく進展した状況に、水蓮はサムズアップで応えました。

 

壬氏が奴隷の焼き印

8巻:密室での衝撃の提案

深夜、猫猫、帝、玉葉后は壬氏に密室に呼び出されました。

ある程度気心がしれたメンツではありますが、壬氏の言葉で場の雰囲気は一変します。

「主上にはあと二十年はしっかり生きてもらわないと困ります」

この「20年」というのは、東宮(玉葉后の子)が帝位に就いて安心できる年齢になるまでの期間を暗に示しています。

壬氏はなんと、自分が皇族を退き、臣下に入る計画を提案するため、このメンツを集めました。

 

壬氏の大胆な提案

冷え切った空気の中で、壬氏は「皇族を辞めて臣下に入りたい」「東宮が20歳までに周りを固めれば問題ない」と主張。

しかしこれは簡単な話ではありません。

皇族の男子は帝、壬氏、玉葉后の子、梨花妃の子の4人だけであり、子ども二人はまだ生まれて1年です。もし帝になにかあった時、国を治めるのは壬氏しかいないのが現状。

自分勝手な言い分に帝は怒りますが、それでも壬氏は反論します。

 

壬氏の決意

壬氏は東宮になった13歳の時、立場を捨てるため帝に賭け碁を挑んで勝利しました。

その後宦官壬氏としてふるまう許可は下りましたが、「東宮としての立場を捨てる」に関してはうやむやになっているのです。

壬氏の強行は続きます。

壬氏は自身の帯を緩め、臍をあらわにし、火かき棒を手にしました。

自身のわき腹の下、骨盤の下あたりに焼け焦げた痕をつけました。

見覚えのある形、玉葉后に与えられた紋をしている焼印です。

 

壬氏の決断と愛の目的

壬氏は自ら玉葉后の奴隷の焼き印を押すことで2つの目的を目論んでいました。

1つは「玉葉后の敵になりたくない」と言った愛する猫猫の為。

そしてもう1つは、猫猫以外の女・医官に体を見せられないという状況を作り出すことでした。

 

猫猫の壬氏への思い

9巻:壬氏の行動への厳しい評価

猫猫は「壬氏さまの行いは横暴です」と壬氏本人に苦言を呈します。

自分の望みだけを伝えるための反則技、周りと自身の立場を全く顧みていない自己中心的な行動といったことを指摘した上に「被虐的過ぎて呆れて物が言えません」と猫猫は言い放ちます。

 

猫猫の懸念と壬氏の行動

猫猫の批判的なこの言動は、次のような思いがあるからです。

このままだときっと貧乏くじを引かされるだけの人生になってしまう。

おやじ(羅門)のように。

我慢して、我慢して、我慢した結果、何かをあきらめた老人になってしまう。

自分の望みを叶えるためとはいえ猫猫の懸念に気を使って焼き印を押した壬氏。

他人を庇い宦官にされた羅門。

性格も立場も違うとはいえ、猫猫には両者が重なります。

 

猫猫の本心と決意

「半端な気遣いのほうが邪魔です。誰かのお荷物になるくらいなら、道具のように使われる方がまだましです」

こんなことはしてほしくない、やめろという猫猫自身の本心とともに、壬氏への思いも感じられる思いが見て取れます。

 

猫猫が恋愛に少し乗り気に

12巻:一年の静寂

焼き印から約1年後の12巻では、猫猫はやっと壬氏との関係を前向きに考えるようになります。

この間に9~12巻を通じて、二人は西都編で天災の蝗害や玉鶯の政治的問題など、深刻な状況に巻き込まれ、ロマンスは二の次でした。

 

心変わりの瞬間

猫猫の考え方に変化をもたらしたのは、壬氏の侍女、雀チュエの言葉でした。「猫猫さんにもいろんな事情がありますから、感情に流されないことは大切です。でも、それを言い訳にしちゃだめですよ」という言葉が猫猫に響きます。

この言葉を受けて、猫猫は自分の感情と向き合う決意をします。壬氏への感情は燃え上がる熱情ではないかもしれませんが、彼に対して感じる安堵感を無視することはできませんでした。

 

感情の再会

久しぶりに壬氏の部屋を訪れ、彼に抱きしめられた猫猫は、自分の感情が何であるかを理解し始めます。安心感を与える壬氏への想いを認め、積極的に彼に口づけを交わします。

壬氏のキスに対する反撃もなく、むしろその行為を受け入れる猫猫の様子は、彼女が壬氏の愛に応える準備ができていることを示しています。「嫌じゃなかったのか?」と問われた猫猫は、照れくさそうに目をそらし、「たぶん、嫌ではないんだろうな」と心の内を明かします。

出逢いから三年、やっと両思いに至るまでの過程が、猫猫と壬氏にとって重要な節目となりました。

 

壬氏と猫猫の夜伽未遂

13巻:水蓮のお膳立てと壬氏の招待

壬氏が猫猫を「会って話がしたい」と呼び出しましたが、実際には水蓮がすべてを準備していました。

香り高い料理、薬湯風呂、そして布団に散らばる花びらまで。「坊ちゃまは、猫猫と両想いになったのですから」と水蓮は環境を整えます。

 

猫猫の前向きな決意と突然の質問

前向きに関係を考え始めた猫猫は、壬氏の元へと向かい、二人は再会を果たします。

壬氏は猫猫を優しく抱き上げ、「いいのか?」と尋ねます。猫猫は「そのつもりで準備をしてきた」と返答しましたが、壬氏の「どんな準備をしてきたんだ?」という問いには、猫猫の答えが衝撃的でした。

 

猫猫の準備と壬氏の反応

猫猫は避妊剤を持参し、もしもの時の堕胎の覚悟までしていたと語ります。

これに壬氏はショックを受け「すまん、お前に気を使わせて」と申し訳なさに苛まれ、夜伽を中止する決断をします。

猫猫は、予想していたものの本当の意味で壬氏を理解しようとしていたことが明かされます。

 

進まなかった一夜の結果と壬氏の思索

壬氏は、この状況が皇族辞任の際にどのように捉えられるかを考慮し、より慎重に行動を選ぶようになります。

猫猫の配慮深い行動により、二人の関係は一層深まったとも言えますが、その夜は予想外の方向で終了しました。

壬氏は猫猫の最後の言葉を聞き逃し、「本番なしの方向も想定していたんですけど」という猫猫の本心に気づかないまま、事件は幕を閉じます。

 

壬氏の一途な決断

15巻:帝位を拒否する壬氏

「薬屋のひとりごと」15巻では、壬氏が帝から次期皇帝への意志を問われる場面が描かれます。

壬氏は帝位を望まず、複数の妃を囲うことにも消極的です。彼の心は猫猫に向けられており、彼女に向ける愛情に他の妃が入る余地はありませんでした。

 

壬氏の愛の宣言と猫猫への配慮

壬氏は「妻にはしたいが妃にはしない」と猫猫への一途な愛を宣言します。

これは、猫猫が他の妃からの妬みや害を受けることなく、自由に生きることを願ってのことです。

彼は以前、猫猫以外に肌を見せないようにと焼き印を自らに押し、彼女を守る決意を示しました。

 

臣下降格の可能性と二人の未来

阿多や帝も壬氏の立場に疑問を感じ、臣下降格が濃厚となっています。

これにより、壬氏が猫猫だけを愛せる環境がより現実的になり、二人の関係にとって朗報となります。

 

穏やかな食事と猫猫の幸せ

帝の手術後、疲れた二人は静かに食事を共にします。

猫猫は壬氏に「帝にならないでくださいね」と言い、これを「私を手放さないでください」という愛の言葉として伝えます。

食事を共にする時間は、二人にとって貴重な安らぎであり、猫猫はこの共有された空間に幸せを感じています。

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